on a wall
亜栗鼠



 結婚の理由

夕べ、びっくりするほど誉められて。
「俺にはもったいない程いい女だよ。」
とまで言われた。

どうして結婚したのかと問われて、
「好きだから。」
としか答えられなかったけれど、
まさかそんなに短絡的なものではなくて。
それしか言えなかったのは
私が表現することが下手だから。

いつも言われていること。
亜栗鼠は感受性が強いのに、それを表現する術を知らないだけ。
言葉を勉強しなさい。と。
これが、日記を書いている理由のひとつでもある。

溢れそうなほどのこの気持ちを、上手に表現することが出来たら・・・
素適ですね。



どうして私と結婚したのか
同じ質問をしてみた。
沢山の言葉をくれた。
出会った時の気持ちから、今の気持ちまで。
とても嬉しくて、とても安心した。

「亜栗鼠を救っているようで、亜栗鼠に救われているんだよ。」

随分と前にも、同じことを言われたことがあった。
「・・・」で終わった日記、
「その続きを聞いてもいいですか?」
と訊ねた時のことだった。
その時の言葉は、私を安心させる為の言葉ではないかと思いはしたけれど、言葉の裏側を勘ぐることはしなかった。
どんな言葉も、私は素直に受け止めるようにしていた。
勘ぐるほど疲れることはない。
だから私は、ここまで導かれてきたのかもしれないと思う。



私はどうして結婚したのか。
「好きだから。」
そうは言ったけれど、燃え上がるような恋心というものはあまり無かったような気がする。
「好き」という気持ちは、もちろん嘘でもなんでもなく、私の素直な気持ち。
どんな風に好きか、どこが好きかと問われると、直感、感覚的なものなので、上手く表現出来ない。
その直感・感覚から、私は、この人の子供を産みたい。と思ったし、この人と一緒に子供を育てたいと思った。
何を捨てても、他の全てを失っても、絶対に彼だけは失いたくない。
そう感じた唯一の人だから。

今日はここまで。
いつか、私がもっと表現する言葉を憶えた時に続きを。

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2003年04月21日(月)
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