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on a wall
亜栗鼠
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過去のこと少し
ちょっと体調を崩して横になっていたら、
彼が出汁巻き卵を作ってくれた。
白いご飯と特製出汁巻き卵とメンマ。
すっごくすっごく美味しかった。
今はスッカリ元気になりました。
私が体調を崩すと、過剰とも思える程心配する彼。
「お願いだから無理はしないで。」
と言われる。
「大丈夫。」
と言うと、
「私を哀しませたいの?」
と言われる。
「亜栗鼠の身体は亜栗鼠のモノじゃないんだから。」
と極めつけの言葉。
それを言われたら、どうしようもない(笑)
とても嬉しいのです。
嬉しくて、申し訳無くて、涙が出るのです。
前夫には、
「アンタが体調悪くない日なんかほとんど無いじゃないか。」
と怒られていた。
セックスを求められ、体調が悪いと断ると、暴力は振るわなくても目の前で暴れたり、小1時間お説教が始まることもあった。
「どうして体調が悪いんだ。」
「いつもじゃないか。」
「いつなら体調が良いんだ。」
「さっきまで何も言ってなかったじゃないか。」
「よそでしてくるぞ。」
本当に体調が悪い時もあれば、夫とのセックスが嫌で体調が悪くなることもあった。
話はどんどんとズレ、朝までお説教ということも珍しくなかった。
終いには、「俺のこと嫌いなんだろ?」と言い出す。
何度も何度も嫌いだと、別れたいと言っていたけれど、その度にキレて壊れて「死」をちらつかせながら出ていこうとする。
それが分っていたので「嫌い」だなんて言えなくなった。
私は口を閉ざすようになった。
どんな些細な事でキレ始めるか分らない。
そうやって、私はどんどんと心を無くし、自分でいることを諦めていった。
「まんねりレイプ」
私は前夫とのセックスを心の中でそう呼んでいた。
私が家を出た前夜は、まんねりではなく、完全にレイプだった。
もう、過去の事を書いても苦しくはなくなった。
冷静に、過去の事として話が出来る。
もう、清算出来そうです。
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2002年08月02日(金)
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