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on a wall
亜栗鼠
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なんで好き?
友人からの電話。
彼女は物凄く結婚を焦っているんだけど、男性と付き合った経験がほとんど無い。
最近お見合いで知り合った彼と、まだ数回しか会っていないのに結婚の話がどんどんと進んでいく。
結婚はしたいのだけど、本当にこの人でいいのか、本当に彼のことが好きなのかわからないと言う。
「亜栗鼠は迷いはないの?」
と訊かれ
「ない。」
と即答していた。
「本当にその人でいいの?」
と訊かれ
「他の人は考えられない。」
と即答していた。
「なんで?」
と訊かれて
ハッキリとは答えられなかった。
なんで・・・?
なんででしょうね?
こうだから好き
と云うんじゃないんですね。
もう、とにかく彼でなければならないのです。
もちろんご主人様も必要なのですが
ご主人様も含めて彼でなければならないのです。
信頼
尊敬
色々な想いはありますが
「なんで?」
と訊かれると・・・
ん〜、やっぱりわかりません。
彼が居れば何もいらない
と云うのはちょっと大袈裟かもしれませんが
ココに来る前、荷物の整理をしていて気付いたのです。
私は、今まで思い出が捨てられなかった。
アルバムには今まで付き合った人の写真も貼ってありました。
そのまま置いておいたのではなく、捨てられなかったのです。
他にも色々な思い出の品物も。
思い出に縋って生きていたのかもしれません。
もう、思い出はいらない。
今まで決して出来なかったこと。
何の躊躇もなく思い出の写真を燃やし、思い出の品々を捨てた。
私は、これからを生きていく。
これからを彼と生きていく。
何を捨てても構わない。
彼が私を見ていてくれるのなら、私は私でいられる。
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2002年06月28日(金)
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