29号の日記
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頭が痛い。昨夜、寝る前は以外に元気だったのに、起きてみたら二日酔いに近い。俺の場合、同じ量のアルコールを摂取しても、醸造酒系に比べて、蒸留酒系は残るんだった。「焼酎や泡盛は翌日に残らない」と言ってる奴は誰だ?個人の体質差って奴で、俺はその、「蒸留酒系は翌日に残らない」という通説は当てはまらないことが体験できた。 朝飯を食べに市場に行く。いろいろ呼び込みがあって、ついつい勧誘の声に負けて、足を止めてしまう。チョーカーとかネックレスとかいった、アクセサリー系が安い。T嬢は慣れているのか、それとも単に興味がないだけなのか、全く引っかからない。(多分後者だろう。奴がアクセサリーを身につけているのを今まで見たためしはない。) 市場では、何か面白いものを食べようかと思ったが、手始めにということで、「烏賊墨汁」を食べた。後でT嬢に聞かされて知ったのだが、この市場は日曜は定休日とのことだった。それなら一度食べてみたかった「山羊汁」を食べたのに、惜しいことをした。 その後も市場内で、先を急ごうとするT嬢を、やきもきさせながら、売り子の甘い声に引っかかって立ち話の連続。後ろ髪を引かれつつも、大通りに出る。大通りで郊外行きのバスを待っている間、停留所の前の薬局では、泥のような色をし、ドロッとしたゲル状の液体が瓶に入って売られていた。「健康飲料:玄米ドリンク」とかいう名前だったかな?とにかく、玄米を主原料にした発酵飲料だった。即買い。食欲がわかず忙しい朝にもってこいかもしれない。でも、瓶入りだと持ち帰るのに辛いかもと思い、結局まとめ買いはしなかった。
 郊外行きのバスに乗り込み、まず向かったのは、30キロ程北に離れた場所に位置する城跡。(写真参照)座喜味城。墓地を抜けたところの小高い丘の上に石垣が。いわゆるドル箱的観光名所ではないらしく、土産物屋などは見当たらない。駐車場も10台か20台分くらい。大陸の城のように、アーチを描いた城門。観光客はといえば、2、3のカップルがいるくらい。小高い丘の上にあるせいで、下界の様子がよく見渡せる。南側は那覇から連なる都市圏の郊外。北側は山とジャングル。東側には米軍通信施設・・・通称「象の檻」と呼ばれるやつが見える。 とそこに、一人のガイドに率いられた、十数人の観光客の一団が現れた。 見晴らしの良い石垣の上に立つや否や、そのガイドは、「あそこに見えるのは『象の檻』です。」(写真参照)と説明を始めた。あれ、城の説明は???よっぽどこのガイド、米軍基地に恨みでも持っているのだろうか、と思う。
 城を後にし、駐車場近くに一軒だけある、営業しているんだかしていないんだか分からないアイスクリーム屋に立ち寄る。奴が頼んだのは「ぜんざい」、俺が頼んだのはピンク色をした「ウベアイス」。何も、半袖短パンの気候で「ぜんざい」なんて、と思ったが、そこは何度も沖縄に来ているT嬢、一枚上手。出てきた「ぜんざい」はいわゆる「氷あずき」に近いものであった。俺の食べた「ウベアイス」、「ウベ」とは何?とおばさんに聞いてみたところ、「大和芋に近い仲間の芋」とのこと。大和芋と同様にすりおろしたらピンク色のおとろ(とろろ)が出来るのだろうか?よし、帰る前に八百屋で、生の「ウベ」を見つけて買うぞ、と決意したのであった。 その後、バスのある国道まで、歩く途中の道端の路上で「てんぷら」が売られていた。「油モノは太るからいいや」と敬遠する俺と、「沖縄のてんぷらって、本土のものとは違うんだよ。買ってみよう」と興味を示すT嬢。ちょっと分けてもらったら、確かに違う。さつま揚げのような衣。 次の目的地は「熱帯雨林クルーズごっこ」が楽しめるダム湖。「アンタが市場でモタモタしてたから、随分遅い時間になっちゃったじゃない」と、悪態をつくT嬢。しかし、幸運なことに、国道の手前で、休んでいるタクシーを発見。時間短縮。 20分程かかって、家一軒もない林の中に、忽然と現れるリゾート施設、それが「ジャングルクルーズ」の出来る施設だった。沖縄の高温多湿の気候を生かして、いろいろな蘭の栽培をしており、広い園内にはそこかしこにいろいろな種類の蘭の花が咲いていた。 で、メインのジャングルクルーズ(ごっこ)、趣きはディズニーランドのそれに近い。船頭役の若い衆が、人々を笑わせるアナウンスをするところも同じ。「さて、この植物はなんでしょう?」と聞いて、俺が手を挙げたら、その船頭、「はい、そこのお父さん」と言ってきた。これにはT嬢、大受け。俺は、「まあね、黒髪だからしょうがないよ」と諦めモード。 (書く時間があったら、「つづく」かも・・・)
那覇に帰り、観光客向けの飲み屋で飲む。俺は3日酔いをしたくなかったのと、昨日の俺の飲みっぷりにT嬢が愚痴を言ってきたため、ビールを最初の一杯飲んだのと、T嬢が頼んだ泡盛を薄く割ったものを一口飲んだだけでセーブ。最後の頃、T嬢は管を巻いていた。それでも、俺の仕草がオヤジ臭いだの下品だの言っていたから、本人は上品に飲んでいるつもりだったのだろう。 2軒目の店では酒を頼まずに食事だけして3軒目に行く予定だったのが、結局3軒目には行かずに宿に帰ることになった。T嬢曰く、「沖縄の人は『飲めない』と言っても泡盛最低3合はついで来るから、アンタが言ったら確実に悪酔いして醜態をさらすことになるから帰ろう」と言っていたけど、言ってるT嬢の方が目つきが変に「座っていた」。

 宿に帰った後、奴は即効爆睡(写真参照)。俺は近くの深夜スーパーに行って「ウベ」探し。しかし見つからず、「へちま」と「赤瓜」を買った。調理法は帰宅後ネットか何かで調べようと思う。
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