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■ 順不同ですまねェが、EVA;序の感想だ
いやいやいやいや、真ん前に座ったでけェ男が全く落ち着きがなく、始終体勢を変えたり頭や顔や背中を掻くもんだからウザいのなんの。 あきれて途中で席替わったわよ。その程度には空いてて助かったさ。
座席の運不運はけっこうしこりを残しますね……ボヤいても仕方ないし、感想いきます(観終わってすぐ記憶が途切れないように、カフェでメモ書きしたんだよ/笑い)。
TVオンエアのときは、キャラの心理やストーリー、なによりちりばめられた(つか、ばらまかれた)謎のかずかずにすっかり振り回されてしまいました。 でも今回は、人間関係も性格も作戦のディテールもとりあえず押さえてあるので、分からないことを理由に右往左往せず、物語の主軸を捕らえて離さない心構えができてましたよ、一応。
再構築したというストーリーは「人類補完計画」のシナリオにより忠実に、あらゆるものが配置され進行してゆく明確な意図が透けていて、こちらもかなり余裕をもって観られたかな(^^)v
作画のリメイク(リビルドと呼ぶらしい)もあまり気にならず(それだけ馴染んでたってことね)新たに描き下ろされた部分を楽しみました。
拗ねて帰宅せず外で一夜を明かしたシンジが、朝もやの第3新東京市を見下ろすアップは相変わらずバカバカしいほど純で美しかったです。 ミサトに叱責され落とした紙カップが立てる空疎な音も、彼の心情を端的に物語ってた感じ。
個人的贔屓キャラの出番がラストを除いて全滅だったので(苦笑)、その分使徒とメカに注目だ! 幻獣愛好家を持って任じる相方の感想通り、生々しさとクール度倍増で、あれ観るだけでも価値ありそう。稼動式ビルが巨大なボルトで固定されるとこ、異様にスキです。
いちばんの山場、ヤシマ作戦における陽電子砲の描写が圧巻で(冷却器表面がたちまちフリーズしてゆく場面がなかったのはちょと残念)、一発目失敗し必死に体勢を立て直すシンジの方がもはや添え物のようでした(ひでェ;)。
第3使徒ラミエルの変化自在な多面体は、CG効果で更にパワーアップ。目もあやな万華鏡といった趣です。
その他、印象に残った場面。
サキエルにいきなり攻撃され完全沈黙かと危ぶまれる中、再起動で大暴れの初号機はまるで「ウチの子になにすんのよバカバカバカバカ!」と叫んでるように見えました、いえマジで;
予算不足で剥き出しのままのジオフロント内を、リフトで降りてゆくミサトさんの足プラプラが頼りなくて可愛かったです。リツコさん、そこ禁煙じゃないんですか? 同じくリフトで揃って登場の碇・冬月ペアは、妙にシンクロ度が増していてちょっと萌えv(ヲイ;) 「あと8体の使徒を倒さなければ人類に未来はない」 どっかのぼくらのを思い出したり。
ミサトさんがいじけるシンジをターミナルドグマのリリス(って言ってたよな)の元へ連れて行った場面では、つながれた手を握り返すところが良かったです。エレベの中でねっとり「大人のキス」をするよりも余程エロかったぜい。
ま、ラストの少年は次回に置いときましょう。あれは語った方が負けって気がする(笑)。
久々ミサトさんにサービスしてもらいすっげ嬉しかった中、エンドロールに「脚本協力 吉川良太郎」の名前が。 えええええーっ、あの「ペロー・ザ・キャット」の吉川さん!? きゃーステキすぎー!! 彼の作品はあまり一般受けしなくて、あたしの微々たる宣伝じゃ効果ゼロですが、EVAがらみなら人気もアップするかも!――絶版多いけどな;
以上、駆け足感想でした。
次回は「破」。 序ときて破なら、次は急? このうえ能楽までやりますか、監督;
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@niftyの「旬の話題ブログ」に、拙ブログ(青猫の月夜の散歩)連載の「ぼくらの」最終話感想記事が紹介されました。 バックナンバー「9月26日7:00更新」付けでございます。
頑張って書き続けたご褒美をもらえたようで、とっても嬉しいv スタッフの皆さま、どうもありがとうございました!
2007年09月27日(木)
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