diary of radio pollution
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2010年10月14日(木) 愛宕山

昔々、比叡山と愛宕山は同じぐらいの高さだった。そして、いつも自分の方が高いと口喧嘩ばかりしていたそうな。ある日のこと、ついに比叡山が怒って手を出し愛宕山の頭にポカリとげんこつ一つ。腫れ上がったこぶで愛宕山の方が大きくなったんだとさ。

亡くなった祖父から幼少の頃に聞いた話。先週の比叡山に引き続き、友人と今週は愛宕山へ。

清滝で車を降りると、すぐ目の前に大きな愛宕山がそびえる。9月の温かさ、という本日の予報も渓谷では少し肌寒い。

太陽は雲に隠れ、風も微か。登るにつれ温まる身体は汗を掻く。ひんやりした冷たさが覆う。のんびり歩き、昼前には山頂の神社に到着。少し開けた境内では、登山者達が少し早い昼食を広げていた。何となく、あまり人の来ない静かな場所が好きなので、下山予定のルートを少し進みつつ昼食に適した場所を探す。

それにしてもあまり陽が出てこない。ときおり見せる陽だまりを見つけ、しばしの日光浴。平坦な道をしばらく行くと、明らかに急な下り坂。この先に良さそうな昼食ポイントは無さそうだと回りを見渡すと、少し上に開けた場所。さらに気付かなかったが、すぐ側にそこへと続く上への脇道。登ってみるとそこは予想以上に良いポイントだった。

昼食、恒例のおにぎりと味噌汁。友人の振舞ってくれる味噌汁のグレードが上がっていた。とにかく冷えた身体に染渡る温かい味噌汁は嬉しい。

選んだ下山ルートは、賑わった往路と異なり静かだった。途中で急激な下り、沢の側を通る道も現れ、大きな岩の上で小休憩。少し顔を出した太陽が暖かい。

無事に下山後、帰路恒例のアイスを今日も暑かったであろう下界のコンビニで購入。

夏の夕刻のような錯覚を覚える。

koji


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