diary of radio pollution
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そんなに老けたか。
ある小説を読み終わり、その後に続く解説に目を通していると、ふと随分前の記憶が開いた。なぜだかわからない。何か思い当たる文章や単語、ましてや登場人物があるわけでもないのに。
そんな感じで追憶するから、気付けば軽く十行ぐらいは読み飛ばしていて、また戻る。解説なので四段落と短く、すぐに読み終えたが、いよいよ過去が頭を離れなくなり、懐かしい物を手にとってみた。
追随してみると、様々な物や記憶が出てきて、あれこれと思い返す。記憶は欠け、そして詳細は薄れ、いずれ大きな断片しかこの小さな頭には映らないのだろう。幸い今回はこうやって拾い上げたが、明日になると、また遠くへ霞んで小さく小さくなり、いずれ身体の終わりには、如何ほど残っているのだろうか。
何となく、山の音が響いていたのかもしれない、と今は思う。
koji
radio pollution
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