diary of radio pollution
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| 2006年07月30日(日) |
サンチュー観光 ぶらり英国13日目 再びブリストル公演 |
昼過ぎ起床。もうノウンさん達はいない。そして、今ツアーのラスト。最後の最後まで気を緩めることは許されない。家を出る時刻まで裏の公園にてnight teller練習。本番さながらの勢い緊張感を大切に弾く。
帰宅後、Mattが機材を取りに来る。遅れてGregもやって来て会場へ。今宵はヌードル・バー。焼きそばが目玉のPUB。早速、リハ。PAの人がのんびり準備をしていたので、その間にも練習。滞りなく終了。腹ごしらえにとヌードルを食べようとしたが、卵入りの麺で断念。結局、野菜炒めのみを味わうが、つい一緒にご飯も食べたくなるほどの日本人好みな醤油テイスト。パクパクと食べながら、The Bootsのリハを眺める。今宵はギターのBenも参加し、フルメンバー。サウンドも見た目も迫力が増す。
お客さんはドンドンやって来る。昨日のおじさんもやって来てくれた。そして、今日はベルベットの"FEMME FATALE"は演奏するのか?と聞かれる。ブリストル2回目、しかもツアー最終公演ということもあり、カバー曲を入れ替えようと考えていたので、今日の演奏予定にはないことを告げると、ベルベットの曲の中で一番好きなんだ!と言われ、ぜひ演奏するよう猛烈にお願いされる。さらに、今までで聴いた"FEMME FATALE"のカバーの中でお前らのは一番だ!とまで。そこまで言われると・・・ということで、おじさんの為にプレイすることに。プレイリストに一曲追加。
開始時刻を1時間遅らし、お客さんが十分に集まった状態でいよいよスタート。もう爆発寸前の所まで緊張感を高めていただけに、ステージ上でゆっくりと間合いを取る。今や遠くに過ぎ去ったツアーの日々・・・その遠くのレコーディングの日々・・・さらに遥か彼方にかろうじて見え聞こえる記憶の日々・・・今ここにいる。
ライブが終わると今宵もたくさんの人達が目の前にいた。知っている人、知らないけどやさしい目で見守ってくれている人。拍手の大きさと、やり終わり放出しきった脱力感で、すぐにはろくに話すことも出来ず。ようやく落ち着き、お礼を言って終わろうとすると、アンコールの声!?日本ではまず言われることも無いし、このまま終わるのはしのびないので、今ツアー中はプレイリストからはずしていたわりと明るい曲を演奏する。そして、本当に気持ち良くnight teller初めての英国ツアーが幕を閉じる。
終了後、フロアーに行くとCD買ったよ!とか良かったよ!とたくさん声を掛けられる。全然知らない人から、水曜日のライブが良かったから友達誘ってまた来たのよ!なんて言われると、それはそれはありがたく、つい涙腺も緩みそうになる。そして、なによりもJamesがいつものニコニコ顔で良かった!と抱きしめてくれたのは嬉しかった。
The Bootsの演奏が始まる。抜け殻ように最前列でボォッと眺める。昨年の彼らのジャパン・ツアーでの最終公演。松本でも同じように、終演に向かう時間の流れの中で、Mattの姿を見ていた。日常とはあまりにかけ離れた幸せな日々は、余計に心染入る。全てのライブが終了、しかし、どこか完全には終われない何ともいえぬ緊張感が横たわっていた。
帰宅後、いつも通りのみんなでの談笑もそこそこに、一人庭にて執筆。時折、見上げると、漆黒の夜空に薄暗い雲が流れていた。アルバムが完成しても、まだ終わることを認めることはできない、欲求・・・
朝方、就寝。
tricot
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