昨日の内容について - 2003年08月29日(金)
昨日の日記を読み、友人から こんな連絡があった。
「私にも 当てはまる事が幾つかある」と。
彼女はこの日記によく出てくる古い友人。 彼女が、そんな内容を伝えてくる事は分かっていた。
ボーダーラインや鬱とは、誰しもが当てはまる事が 幾つかあるはずの病である。 しかし、だからといって(私も・・・)と安易にとらないでほしい。 (彼女も確かに予備群ではあると思う事は確かにある) 誰しもがあてはまる事がある病ゆえ、 治療が困難であり、長い年月 苦しむのです。
見えない場所の病ゆえ、本人と医師との信頼関係が大切だし 周囲の理解が本当は必要なの。 でもね。 これは、本当に周囲がいくら理解しようとしても 理解出来ない事のが多い。 私と似た症状を持つ人は、少なからず そう思っていると思う。 だからこそ、辛い。 でも、それを受け入れてくれる器は そう簡単には無い。 そんな事、無理に決まってるから。 他の方は、どう思っているかは分からない。 ただ「私」に限っていえば 昨日も書いたように、同情、哀れみ、励まし、理解・・・ 全ていらない。 医師との関係も、どこまで信頼関係ができてるかなんて 分からないから。私は、信用しきれてないから。
そうだ。 一つ、書いておきましょう。 こういった病の人が、もし これを読む貴方の傍にいたら 「頑張って」という言葉、絶対に言わないで下さい。 本人が言う分には、さらりと聞き頷いてくれたらいい。 でも、決して貴方の側から「頑張って」とは言わないで。 何故か・・・? こういった心を持ってる人は 「自分なりに」その病が分かるまで、そして分かった今も 頑張っているんですよ。 周囲からは、どんなに情けなく、のろのろして見えようとも。 例えば、貴方が「頑張って」と 励ましのつもりで声をかけたとします。 すると、言われた方は (今でも、そして今までも こんなに頑張っているのに、これ以上 どう頑張ったらいいの?)と感じてしまうんですね。 とても、やっかいなんですよ。 じゃ、どうしてあげたらいい? 何もしてあげられない? ・・・いいえ・・・ そっと、見守ってあげて下さい。そして、本人からSOSがきたら 又は、それらしき様子を感じたら ただ、聞いてあげて下さい。 それだけで本人は、吐き出す事ができ、ほんの少しでも 落ち着けるんです。「聞き役」に徹するのも容易な事では無いんで それも又、大変とは思いますが。 ただSOSを発してきたらそれは貴方を信用している証でもあるんです。 でもね・・・。 (自分は、そんなの無理。)と思ったら、最初から聞かないでね。 その方が、本人の為であり、貴方の為でもあります。 症状によって、差がありますから。 本当に相手かまわず振り回す人もいるし(本人は自覚無し) 悪いなぁ・・・と思いながらも 恐怖から、縋らざるを得ない人もいます。 だから、安易に聞いてはいけないのです。 振り回されたあげく、貴方が疲れ切ってしまう。 悪循環ですよね? 貴方が、それなりの覚悟があるのなら聞いてあげて下さい。
心の病は、本当に難しく、繊細な領域です。 うかつに関わる事だけは避けてくださいね。
私に限っては、昨日、今日と記したとおりで 何もいらないです。 私は、自分によって相手を傷つけるのは もう本当にイヤだし それを感じて、自分が落ちるのもイヤだから。 自分が誰かから傷つけられるのは、良いんです。 慣れてますから。
どうか、これを読む貴方の傍に周りに そんな症状の方がいたら、よく考えた上で接して下さいね(^ ^)♪ 難しいけれど、案外 難しくないかもしれない事ですから。
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