L国に滞在している時、 たまに寿司屋に行く。
外国の寿司屋=割と高級な店、であるからして、 店員も割と丁寧な対応をしてくれる。 頭を下げるというよりは、 お尻を後ろにつき出す様なお辞儀をして出迎えてくれ、 寿司を頼むと、 小皿とキッコーマ○の小ビンに入った醤油を持ってきて、 その白魚のような手で、醤油を
つーっと、 つーっと、 つーっと、 つーーーーーーーーーーっと、
そそいでくれる、って多いぞコラ。
当然コージ苑達は、いつもこれを残してしまう。 いくらキッ○ーマンが普及しているとはいえ、 そう安くもないであろうにもったいない、と思っていたら、 今日の店で、その理由が分かった。
こっちの人間、全部使ってるわ。
コージ苑が目撃したお姉ちゃんを例に説明しよう。 彼女が食べていたのは巻き寿司だった。 それを箸にとり、まずは下面に醤油をつける。 もとい、下面「を」醤油「に」「漬ける」。 そして黒い液体をしたたらせながら、 彼女はおもむろに寿司をひっくり返し、 今度は上面を同じように醤油に「漬ける」。 この時点で、米の白さはもはやどこにも残っていなかった。 さぞかしカライことであろうと、 密かに心配していたコージ苑に、 さらなる衝撃がはしった。
寿司を横にして小皿の中でころがし、 海苔の面すら徹底的に醤油味にしようとしていた彼女が、そこにいた。
お嬢さん、腎臓を大切にね。
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