結婚・入籍に伴い、 コージ苑の公的な名字が変わった。 本来ならば、職場でもそっちに統一すべきなのだろうが、 ビザの手続きや大学との契約書など、 色々と面倒なことが起こるという事実が判明したので、 仕事関係では、当分旧姓のままで通すことにした。 「やっぱり夫婦別姓よ、何で女が変えなきゃいけないのよ!」という、 確固たる信念の結果でないところが、 我ながらぬるい人間だと思う。
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清水義範『名前がいっぱい』 新潮文庫
「名前」をモチーフにした短編集。 気に入ったのは、登場人物の命名に悩む小説家のお話。
作家が自分で考えて適当に名づける場合に、 たまたま「沼」という字が頭の中にあると、 名前が沼縛りになってしまい、 小説が沼だらけになって、 読み手が「むむ!?この沼づくしには何か深い意味が?」と、 妙に深読みしてしまうので、好ましくない。
では、ランダムに付ける場合、どういう手段が有効か。 まず思い付くのは電話帳だということで、 それを使って「所さんのダーツの旅」方式で決めると、どうなるか。
夫→田中照一(小説のままではありません、念のため) 妻→田中文恵 夫の愛人→穴井トメ その浮気相手→山口接骨院
この「トメ」さんと「山口接骨院」の登場で、 コージ苑の笑いのボルテージは一気にあがってしまった。 こういうの、好きなんだよねえ・・・。
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