出向コージ苑

2004年05月27日(木) サイモンが言ったよ

サイモンという男がいる。
コージ苑とぶっひー嬢は、
当初から彼に疑惑の目を注いでいた。

こいつ、絶対あっち系だ。

身長約190cm、ちょっとメタルなファッションをしているので、
見た目はかなり怖い兄ちゃんだが、
その外見と裏腹に、しぐさが異様な程かわいい。

例えば授業中、サイモンをあてる。
「じゃあサイモンさん、1番の答えは?」
「あぁん、えっと、Aです・・・きゃっ♪」(ここで小指を立て気味にする)

また、質問をしてくる。
「先生、○○は日本語で何と・・・言いますか?」
「★★ですよ、サイモンさん」
「どもありがと、きゃっ♪」(ここでさも嬉しげに笑う)

作ってないってば。作ってないってば。
本当〜に、彼はこんな感じなんである。
これで成績は学年トップクラスなんだから、
やってらんないというか、大したものだというか。

※※※※※

最後の定期テストも終わり、
今日の一年生の授業は、学年最後のお楽しみ、
「トトロ」のDVDを見せた。
アニメ好きが多いスロの学生であるから、おおむね好評。

まあ、明らかに内容が分かっていない学生もいた。
彼女はメイが病院に行こうとして家を出たあたりで、
「ねえねえ、結局お母さんは死んだの?」と英語で周りに聞いていた。
いいよいいよ、ゆっくり学びなさい・・・と、
母親の心境になりつつ教室を見回したコージ苑、
皆勤賞のサイモンが来ていないことに気づいた。

どうしたんだ?と疑問に思いつつ授業を終わり、
教室を出たところで本人にばったり。

「先生、あの、プリントを・・・くださいませんか?」
「夏休の宿題のプリントですね、どうぞ〜」
「どもありがと♪」
「サイモンさん、今日はどうしたの?来なかったね」
「ええと、ええと、私は・・・日本のアニメが嫌いです」(きっぱり)

サイモン、漢(おとこ)じゃないですか。


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コージ苑