出向コージ苑

2004年05月17日(月) だめな夫と賢い妻

司馬遼太郎『功名が辻』(一〜四) 文春文庫

山内一豊の妻が「賢夫人」としてもてはやされたのは、
そんなに遠くもない昔の話だった、と記憶する。
もちろん、コージ苑はまだ生まれていなかったが。
最近では、モ○ットだかのコマーシャルで、
竹中直人と桃井かおりだったかがやってた覚えが。

とにかく人物描写がすばらしい。
一豊は情けなくも実直で誠実に描かれ、
妻の賢さがますます際だつ。
バカじゃない、でも苦笑を誘う情けなさ、
加えて母性本能をくすぐりそう、というさじ加減が絶妙である。


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