試験をお祭り、と例えるのは不適当かもしれないが、 とにかく大きなイベントであることは間違いなく、 採点、データ入力、学生への掲示をめでたく終えた昨夜、 コージ苑はぶっひー嬢と連れ立って、 大学近くのピッツェリアに行き、 サラダバーとビールでささやかな打ち上げを催したのであった。 グラス一杯のビールの、なんと美味しかったこと。 この点に関しては、コージ苑は世のお父さん達を全面的に支持する。
ともあれ、一山越えた次の日である今日、 どんより曇った空ですら、心なしかいつもより明るい気がする。
いつもよりどんよりしていたのは、学生の皆様方。 試験の出来が悪くて暗くなっているのか、 はたまた疲れが抜けきれていないのか、 どちらにしても、何だかぼんやりとしている。 おかげで、今日の授業はノリが悪かった。
まあ、こんな日もあるさ。 お疲れ様。 とりあえず今週はゆっくりして、 次回もがんばってね。
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向田邦子『無名仮名人名簿』文春文庫 「話の切り口が面白い」とは、 この人のためにある言葉だと思った一冊。 エッセイ一つひとつが、意外なところから始まり、 ある箇所にくると、おっとこう来るか、といった転換をする。 しかも、読み終わってみると、 前後のエピソードが見事につながっている。 すごいなあすごいなあ、と感心し放しのコージ苑である。
関係ないが、七味屋氏にメールして、 向田邦子の素晴らしさを称えたところ、 彼もこの日、彼女の本を読んでいたらしい。 こういう、星の軌道が一瞬だけ交差するような偶然は楽しい。
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