出向コージ苑

2003年10月23日(木) テスト作成

日本語を勉強するここの学生は、
週に一度、月曜日に小テストを受けなければならない。
これできっちり点を取っておかないと、
数ヶ月毎に行われる定期テストに参加すらできないのだ。
コージ苑、ここの大学生でなくて良かったとつくづく思う。

ところでコージ苑、小さい頃は、
どちらかといえば病弱な子供だった。
月に一回、決まったように熱を出す。
その程度によって、病院に行ったりするのだが、
時々ぶっとい注射をされた。
針をさすのは、決まって白衣の看護婦さんだった。
幼いコージ苑は、痛みにこらえながら思った。
「彼女は絶対嬉しそうにやっている。」
そして涙をこらえながら思った。
「大人になったら看護婦さんになって、子供に注射を打ってやる。」

…なんて子供だ。

大人になったコージ苑は、看護婦さんにはならなかったが、
何の間違いか教師になった。

で、テストである。
来週の分の作成は、コージ苑の担当。
指定された範囲の文法事項を見ながら、
大切だろうと思うところを中心に、問題を作っていく。

作っているそばから、学生の顔が目に浮かぶ。
ああ、大人になってよかった。

しかし、出来が悪いとそれはそれで落ち込むものである。
ちょっとだけサディスティックで、残りは親心、
それが教師…なのかもしれない


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