昨日に引き続き、世界陸上である。 今日のメインイベントは、男子200の決勝。 何と日本人がメダルをとるかもしれない、というので、 午前中からうずうずしている在留邦人達。 何と言っても、日本人で短距離で決勝、と3拍子揃っているのだ。 これが興奮せずにいられようか。
男子200決勝の放送時間は、L国時間の午後10時。 日本のファンは眠い目をこすりつつ、深夜まで観戦しているらしいが、 幸い欧州にいるコージ苑にとってはゴールデンタイムなのですよ。うひ。
などというプチ自慢はさておいて、 今日の主人公は、かつて陸上部に在籍していた七味屋氏である。 彼は今日のレースを人一倍楽しみにしていた。 なのに、よりによって仕事が終わらず、残業で遅くなった。 刻々と過ぎる時間。 着々と時を刻む時計の針。 彼は焦った。 9時50分、もうだめだと思った彼は、職場のテレビをつけた。 しょうがない、仕事をしながら問題のレースだけ観戦しよう。 9時55分、テレビを横目で見ながら、仕事を続ける。 9時58分、そろそろか?と思ったその瞬間。
電話が鳴った。
そして10時5分、かすれた声で、コージ苑に電話がかかる。 「だ・・・男子200終わったんですか・・・?」 終わりました。 コージ苑は、しっかり見届けました。 銅メダルの瞬間を。
それを聞いた瞬間から、帰宅して寝るまでずっと、 「俺の人生なんてそんなものさ」と、彼はやさぐれていた。 気を落とすなよう、また次の機会が・・・
あ、あるかな、近いうちに・・・
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