なぜか研究室にあった「名づけ事典」を見ていた。 子供の名前をつける時の注意点から実例まで、 それはまさに「事典」であった。
名前には流行というものが当然ある。 昨今は懐古趣味的なものが全盛らしいが、 その本は少し前に出版されたものだったので、 カタカナにしても通用する名前が幅をきかせていた。
例えば「斗夢」君。 例えば「麻里絵」ちゃん。
親の好き好きだとは思う一方で、 見まごう事無き東洋人の彼らが70年後、 「トムじいさん」「マリエばあさん」と呼ばれるという事実は、 他人事ながら微妙に同情を誘う。 ま、「皆で呼ばれれば怖くない」理屈なんだろうけど。
そんな中で、コージ苑はものすごい名前を発見した。 その女の子の名前は、
留美衣(ルビー)ちゃん。
これはルビー・モレノあたりにあやかるつもりだろうか。 しかし、この事典のスゴイ所は別にある。 留美衣ちゃんに隣接した男の子の名前。 それは、
麦造(むぎぞう)君。
扱っている名前の幅広さをアピールしたかったのだろうが、 それにしても…
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林真理子『美女入門PART2』 マガジンハウス 女っぷりの上げ方は人それぞれ。 なまけんぼうのコージ苑には到底真似できないが、 この人のオシャレに対する情熱には脱帽の一言。 ただ、一冊まるごと読みつづけるよりは、 掲載雑誌の、毎号のお楽しみにした方が賢いかもしれない。 (一気読みする自分が悪いという説もある)
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