出向コージ苑

2003年06月30日(月) 立場逆転

教育実習が始まった。
今回の実習生は4人。
それぞれがひとつのクラスを受け持ち、
2週間のコースを教える。
実習生はもれなく全員が緊張しており、
授業準備に余念がない。

コージ苑も2年前の春、実習生としてこの国に来た。
丸ごと一つのクラスを担当するのはその時が初めてで、
毎日教案をひねり出すのに精一杯。
ろくに観光もしなかったのを覚えている。

授業には毎回、この大学の講師陣が見学にやって来て、
終了後には時にやさしく、時に厳しい批評が待っている。
何もとって食われるわけではないのに、
顔がひきつるほど緊張したコージ苑だった。

あれから2年後の今、自分が批評する立場に立っている。
実習生たちの授業を見ていると、
なんだか不思議な気分になってくる。

そして授業の後。
やはり不思議な気分を覚えつつ批評する。
あー、私ごときが彼女達にあれこれ言っていいんだろうか、
自分もろくな授業できないくせにじたばたうおおー、
…という心の内の葛藤を隠しつつ。

もしかして、私の授業を批評していた先生方も、
同じようなことを考えていたんだろうか。

※※※※※

宮部みゆき『模倣犯』 小学館
いわずと知れた大大ベストセラー。
あまりにも売れているので、かえって手が出なかったのだが、
ベケ教授宅に上下巻そろっているのを発見したので、
これを機会とばかりに読んでしまった。
今さら感想を述べるのは何なので、
気になったことを一点だけ。

中居君がやったのは「ピース」ですか。
(すみません、通俗的で)


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