バタヤンと二人、盛り上がって行ったは良いが、 二人とも話の筋を覚えていなかった。 コージ苑に至っては「アイーダはスーダンの王女様だ」とか言う始末。 (正解はエチオピア) 一幕が終わった後、慌ててパンフレットを購入。
「アイーダ」は、エジプトを舞台にした悲劇である。 主人公は、エチオピアの王女アイーダ。 彼女は現在、エジプトで奴隷の身分。 彼女とエジプトの軍団隊長、エジプト貴族の女性の三人が、 スケールのでかい三角関係を繰り広げる。 (そればっかりじゃないんだけど) 何て言ったって最後は死んじゃうんだもんな、 アイーダと隊長殿は。 しかも地下牢で。
ここの国立オペラは、どちらかというと現代演劇風。 華やかな世界を求めて来る向きには、物足りないかもしれない。 しかし、この「アイーダ」だけは別である。 クラシック調をぎりぎり保ちつつ、 斬新さを前面に出そうという試みが成功している。
途中、奴隷達の踊りが何箇所か入るのだが、 踊っているのは国立バレエ団のダンサー達。 当然レベルは高いわけで、従ってその場面の見ごたえは十分。 同じ劇場がオペラとバレエを持つっていうのは、 こういう時に生きてくるよな。
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ただ、やっぱりオペラを観に行く時は、 事前にストーリーを把握しておいた方が良いだろう。
何でって、
知らないと自分で勝手にセリフ作って、 勝手に話作っちゃうんだもん。 (コージ苑、1幕の間に危うくアイーダを誤解するところでした)
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