出向コージ苑

2002年12月01日(日) おノーのカンショー

R市の「新劇場」で能と狂言の舞台がある。
主催者の一人とY先生が知り合いなので、コージ苑達は顔パスで入れてもらった。

この「新劇場」、外見は全く新しくない。
何でも創業100年らしく、では何が「新」なのかというと、
上演作が新劇中心らしい。
(ここで能は何なのよという疑問には、
まあL国にとって目新しいということにしておいて)

本日の演目は能が「土蜘蛛」、狂言が「雷」。
主催者さんによると、外国の方々がビジュアル的に楽しめて、
しかも字幕無しでも通じるような単純な筋のものにしたとか。
パンフレットに大方の筋書きも載っていたので、
どうやら日本側の読みは当たったらしく、終わった後は拍手喝采。
能なのにカーテンコールを要求され、
恥かしげに出てきた「土蜘蛛」さんは、はげ頭のおっちゃんに変化していた。
そして観客サービスで、パッと糸を客席にはく(というのかなあ)と、
拾って帰る人続出である(クリスマスの飾りにするんだそうだ)。

コージ苑は勿論初体験ではないので糸は拾わなかったが、
能楽の、あの空気を切って一直線に向かってくる音を再認識。
国立などの大劇場でみるものも良いけれど、
こういう小規模の舞台で鑑賞する能もダイナミックだ。

ちなみに今日の気温は−10℃。
行き帰りの寒かったことといったら、
いっそクモの糸にくるまっていたかった。
…しまった、拾って帰ればよかった。


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