祭りの後は、普段どおりの一日が始まる。 疲れていないようでやっぱり疲れていたのか、 通常の睡眠時間をとったのに、眠たくてしょうがない。 午前中の授業をなんとか終わらせ、昼食を買いに階下の学食に行った。 お昼時なので、狭い学食は大変な混雑ぶりである。 自分のとY先生の、二人分のパンを選んで財布をあけると、 なんともタイミング悪いことに、小銭が一枚もなく、札も大きいものしかない。 当然、「小銭はないか」と聞かれた。 「ごめん、ない」と財布を見せると、レジのお姉さんの目が殺気立った。 なんと言っているのかわからなかったが、推測するに、 「小さいのくらい用意して来なさいよ」という感じだろうか、 こちらが驚くほどの大声で怒鳴り始めた。 ひとしきり罵っただけではおさまらなかったらしく、 彼女は憤然とレジを開けると、わざと小額の小銭を数えはじめる。 そしてまた、それを一枚一枚たたきつけるようにしてコージ苑の前に置く。 接客バイトをしていた自分に言わせればこれは言語道断の態度であり、 よほど「あんたなんなのよその態度」と喧嘩を売りたい気分だったのだが、 まあ旧東側の国ではよくあることなので、諦めてそのまま外に出た。
そう、よくあることなんだけど。 もうあの学食には行きたくないなあ。
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