出向コージ苑

2002年11月03日(日) 南へ(その2)

さすがに早起きはできず、9時起床。
ホテルで遅めの朝食をとり、2時間ほど旧市街を観光する。
日曜日なので、大聖堂には多くの市民が足を運んでいるのを横目で見ながら、
二日酔いの七味屋さんのリクエストでコーヒーを飲む。

今日はちょこちょこと寄り道をしながら行こうということで、
カウナス市内の高台にある「杉原記念館」に向かう。
杉原千畝という名は、
映画「シンドラーのリスト」が公開された当時、話題になった。
6000人分のビザを書いたというその領事館は、
まわりの民家と比べても格段豪華なわけではなく、
むしろ周囲にとけこんでひっそりと残っていた。
残念ながら日曜日で休館だったのだが、窓からのぞいてみると、
彼が使ったと思われるタイプライターや机を見ることができた。

寄り道その2は、首都近くにある湖の町トラカイ。
しかしやっぱり季節が悪い。
灰色の空をうつした灰色の水と、水温をうつした冷たい空気。
他の観光客にとっては格好の見世物になりつつ、
3人の日本人は早々にレストランへ。
名物だという「キビナイ」は、
揚げ餃子を特大にして皮をパイ生地にしたような料理。
中身の羊肉やら野菜やらがいい具合に味付けされており、一つでおなかいっぱい。

今日の最終目的地はL国の首都、ヴィリニュスである。
道路がどんどん広くなり、車の量が増えたと思ったら、立体交差に入る。
…(三国一の都市だと言われる)R市にはこんなものないぞ。
それにしても市内は一方通行と通行止めの乱発で、走りにくい事この上ない。
何度もぐるぐるしつつ、やっとのことでホテルに到着。
Aさんに勧められたここは、何故か「シェイクスピア」という。
さすがに高級ホテル、フロントのお兄ちゃんもやたらとかわいい。
(本当にコージ苑はくだらない事にしか注目しないよな)
各部屋には文豪の名前がつけられており、Y先生とコージ苑の部屋はヴォルテール。
室内もそれにちなんで、
ヴォルテールその人の石膏像やら著作やらが置かれている。
もちろんファブリックは最高。
夜に入ったお風呂は、
バスタブに座るとお尻がつるんとすべるほどの素晴らしさであった。

七味屋さんがお休みしている間、二人は市内を散歩。
コージ苑の最大の目的である「毛皮のコート」の目星をつけるためである。
もちろん休日で店は閉まっているので、ウインドウをチェックする。
大雑把に見た感じだと、R市よりも1割から2割安いようだ。
ふむふむ、これは期待できるかもしれないぞ。

夕食をどうしましょう、という話になり、
あてもないので、来る途中に見た巨大なショッピングモールに行ってみた。
…すごかった。
広い敷地にそびえるモールはその名も「ハイパーマキシマ」
(←ダブルですごそう)。
朝8時から夜中の0時まで営業しており、映画館も併設している。
一通り見てまわり、気軽そうな中華料理店でアジアの味。
満腹になった後は、第二の目的である「米」を求めてモール内のスーパーへ。
スーパーといっても、ちょっとしたデパート程の品揃えで、
七味屋さんはスピーカーが安いと大興奮。
その間に女性軍は食料品売り場で米を大量に買う。
ロンググレインでないお米!しかも10キロ!ブブブブブブラボー!!
後は勿論お酒。
ここの地酒はこけもものワインとかはちみつのリキュールとか。
小さ目の瓶を2本買う。
すっかり物欲の塊と化した3人、大満足で帰路につく。
ちなみに本日は飲み会なしで就寝。
(って、Y先生と二人でリキュール1本空けたけどね)


 < これまで  もくじ  これから >


コージ苑