| 2002年10月10日(木) |
カルメン・イン・ユーゴ |
公使に誘われ、Y先生と3人でオペラ観劇。 チケットも公使もち(←ラッキー)なため、2階の一番よい席である。 それだけで気持ち三割おしとやかになるというところがいい加減なコージ苑。
演目は「カルメン」。 L国のナショナルオペラ、バレエは正統派のくせにオペラはは前衛的という、 まことに対照的な二つの顔を持っている。 「カルメン」も例外ではなく、本来スペインを舞台にするべきところが、 ボスニア・ヘルツェゴビナとなっており、 従って役者の衣装もふわふわぴかぴかのドレスではなく、 灰色やら茶色やらの、Y先生曰くボスニアチックなものである。 加えて、台詞や歌は完全にL国語に翻訳されているため、 コージ苑は舞台上方のフランス語字幕を時折眺めながら鑑賞した。 といって、コージ苑は仏語が出来るのだと思ったら大間違いである。 記憶のジュラ紀あたりの地層から単語を掘り起こしつつ見ているため、 正直何の足しにもならなかった。
演出を全面的にアレンジしているとはいえ、 登場人物や話の筋、メロディが違うわけではないので、 大方は楽しく鑑賞する事が出来た。 ただ、ちょーっとカルメンが年増だったという気がしないでもないような。 気の強い年上の女に翻弄されるドン・ホセ、といった印象だった。
L国は歌が盛んな事で有名なので、 歌手の出来は勿論すばらしく、 特にドン・ホセ役のテノール歌手は、喝采を浴びていた。 バックのオケもめりはりのきいたいい演奏をしていた。 バレエもそうだが、この国のナショナルオペラ、結構質が高いかもしれない。 いいぞいいぞ。
休憩中にシャンパン、帰りに軽食と、 普段に比べたらとんでもなく贅沢なアフター5を過ごしたコージ苑、 夜はY先生宅にお泊りである。 リクエストにお答えして持参したサザンを聞きながら、 夜更け過ぎまでおしゃべりをする。 明日早いというのにこの二人…
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