数日前からの寒さに体が対応し切れなかったらしく、 昨夜から風邪気味で寝込んでしまった。 高熱が出たわけではないが鼻水がひどくて、一日中ティッシュを手放せない。 それでも、ベッドに横になって本を読んだりうとうとしたりしていると、 夕方には大分気分が良くなった。 明日が休みでよかったなあ…赴任早々病欠なんてみっともないし。
江國香織『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』 恋愛小説は苦手。 というより、人ひとりの感情を独白の形式で綴ったものが苦手なのである。 なぜかというと、コージ苑は本を熟読するタイプでは決してないので、 「一度読んでおもしろい」本、つまりストーリーの充実した方が好みなのだ。 (そして「何回読んでもおもしろい」のが当然お気に入りの本になる) これは「何回か読んでおもしろい」本なのだろう。 個人的な恋愛の経験を質量ともにこなしていないので、 感情移入しきれないというか…
吉田修一『熱帯魚』 先の本と同様、本来なら文庫落ちを待って読む本。 芥川賞とか山周賞とかは、こういうものがとるのかと、 そういう視点で読んでしまった。 ただ、収録されている三本の短編ともに、 読みつつ脳裏に浮かんでくる情景がやたらと綺麗だ。 ドラマ化するといいかも。
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