徒 然 草
自堕落日々の暴露記です。
更新があればタイトルに載せますのでご参照ください。

2002年12月18日(水) 真砂よあれが巴里の灯だ。(その6)

本日は終日自由行動です。
オランジュリーとモネの生家(遠い…)に行けない悔しさをバネに、マルモッタン美術館を目指して9:00にホテルを出発。

初のメトロ(地下鉄)に挑戦です。
しかし、ホテルから50メートル先の駅に辿り着くのに30分かかる私たちって一体…(阿呆)。更に改札を見つけるのに5分かかりました(激阿呆)。
やっと到着し、回数券(カルネ)も購入。7回以上乗り降りすれば、10枚セットのこちらの方がお得なのです♪乗車券は最初に改札を通せば不要の長物となるので、現在ガイドブックの中で栞としての人生を送っております(笑)☆
同じ9号線の駅なので、乗ってしまえば楽でしたv
ただ、出勤ラッシュに当たってしまったので凄い人込みでした。いいなぁ、この時間に出勤なのか…。車中では本(雑誌やペーパーブック(<廉価版)が多かったです。日本で言う所のハードカバーは見かけませんでした)を読んでいる人がいて、つい日本に残した仕事を思い出してしまいました(苦笑)。
こちらのメトロは半自動ドアというもので、扉についたレバーを上げなければ乗れません(降りる時も同様です)。私、最初下げていたので扉が開かず隣のドアから乗りました。うう、阿呆だ…(今更)。

駅を下りて、小さく記された看板と地図を頼りにとことこと歩いてマルモッタンに到着したのが10:45。
小さな建物で、地元のタクシーの運ちゃんも知らないような穴場っぷり(偶然お会いした日本人夫婦談)。
ですが、ここはモネファンなら是非とも訪れていただきたいところです!オススメですよ〜vv
ルーブルやオルセーのようにがつがつしい雰囲気(はい?)もなく、自分のペースでのんびりじっくりと作品を満喫できます。先日も触れました「印象・日の出」や「睡蓮」の一部だけではなく、またしても嬉しい遭遇がvv
えへへ、「ルーアンの大聖堂」の「夕方」がありましたvvvやや赤味がかった山吹色の日差しを浴びる大聖堂に久しぶりの対面です☆
間近に寄ったり、椅子に座ったり、壁際からとたっぷり眺めてご満悦の私♪これ一枚に何分纏わりついていたのかな(をい)?最後にもう一度瞼に焼き付けて、お別れです。

そしてこちらをオススメするもう一つの理由が、ショップの充実度。
今まで訪問したどの美術館にもなかったものが二部屋(合計10畳くらい?)の小さなショップに満載ですvいくつものパーツを組み合わせて作り上げるモネのアトリエのフィギュアとか、立体パズルとか。
何よりも嬉しかったのが、「ルーアンの大聖堂」シリーズのミニレターがあったことです。カセットレーベル大程度の小さなものですが、そこに大聖堂の朝・昼・夕・曇天が並んでいるのです〜v
ずっとずっと大聖堂のポストカードを探していた私は正に涙せんばかり。
切り離してフォトフレームに入れて飾ろうと4セット購入しました(失敗してもいいように<不器用自覚済)vv

…嗚呼、倖せだなぁ、ぼかぁ…vvv(何故若大将<古)

他にも、トイレに飾るための絵葉書(「ルーアンの大聖堂:夕方」「印象・日の出」<魁夷と交代)と睡蓮をプリントしたCDにフランス作曲家の曲を乗せたミニアルバムを購入しました♪「音楽上の印象主義」というタイトル(和訳<ありがたや…)がまた泣かせます。

めっさめさ倖せな時間を満喫してマルモッタンを後にしたのが11:50のこと。
何故かと言うか必然というか、またしても道に迷いました。
地図を見ながら、道路標識を見ながら、そして「何故駅への案内がないの…(当たり前ですよね、地元民には分かりきっていることなのですから<セルフツッコミ)」と零しながら歩いて到着したのは、2つ先の駅でした(爆)。
どうやら、方向は掴めても距離感が掴めないみたいです、私(涙)。

夕方の凱旋門観光の前にお土産探しに中心地(オペラ座・ルーブル美術館周辺)に到着しました。
この辺りの日本人は正にカモらしく、地下鉄1号線では同じツアーの母娘さんは女子高生らしき3人組に堂々と鞄を略奪されそうになっていました(怖)。彼女たちは1日中乗車してカモを探しているらしいのです(有名らしい)。
朝食の席でそれを聞いていた私たちは1号線を避けていきました。乗り換えも思ったより楽でしたし、危険もありませんでした。ですので、観光客の方は1号線は最後の手段とされるのが宜しいかと思います。

13:35、「腹ごしらえだ!」とマックに入りました。こちらも凄い人込み。
チキンプレミアサンドのセット(ポテトとドリンク付き)で5.7E。ちょっと高いですね。問答無用でドリンクがラージサイズだったのが笑えます。
ハワイで食したような大量ぶりではありませんでした。チキンがスパイス効いていて、バンズ(パン)もハーブが入っていて、美味しかったですvイモについているリンゴソースは結局使わず。つか、何故リンゴ…?
食べている時、すぐ近くに座っていたチビッコが私を指差して「日本人だ!」と驚いていました☆直後、お母さんに指差しを窘められていました(笑)。そっか、珍しいのね、こんなに多種民族が集うマックでも。
女京極が「ムッシュ」とレジのお姉さんに言われてショックを受けていました。
彼女は背が高いし、化粧も殆どしないので「仕方ないよな…」と言っていましたが、結構尾を引いていた模様。彼女の名誉の為に一筆記しますが、男らしいのは性格だけで(笑)、顔はとっても女性らしいですよ!ゴージャス系です。
ゴ愁傷様デシタ(合掌)。


14:00マックのすぐ近くの高島屋・松坂屋・三越の免税店巡り。職場へのお土産探しです。
とか言いつつ高島屋地下の書店にて日本のコミックの仏語版を発見してしまい、一人盛り上がる私。以下、覚えている分のタイトルです。
 ドラゴンボール・らんま1/2(この二つがダントツに多かったです)
 犬夜叉・ああっ女神様・スラムダンク・ハンター×ハンター・キャプテン翼
 遊戯王・カードキャプターさくら・ちょびっつ(早い!)・名探偵コナン
 マーマレードボーイ・天空のエスカフローネ(TV版でなかったのが哀しい…)
 聖闘士星矢・寄生獣・MONSTER・キャプテンハーロック・らぶひな
 GTO・ろくでなしブルース・バスタード・天地無用・るろうに剣心・封神演義
他にも、いくつか私の知らない作品がありました。くぅ、オタクの名折れ…。
何か購入しようかと思いましたが、笛もないし(淋)、6E(千円程度?)とやや高いので止めました。

結局何も購入しないまま店を後に。私のたっての希望、某ショップ本店に歩いて行きました。ルーブルから凱旋門までの間にあるのです。
微妙に道を間違えつつ(またか…)、16:20にようやく到着。足は相当きていましたが、気力で辿り着きました。
入店早々手荷物チェックを受けました。何かあったのかな?他の国では一度もなかったので少し驚きました。
もう一つ驚いたのが、購買層。中国人と日本人が多かったのですが、日本人客がめっさ若い。学生多すぎ。しかも買いすぎ。一体、誰のお金で購入しているのか…。
私は古い人間なので、自分が欲しいものを他人のお金で買うことを是とできないのです。
自分の汗と涙(笑)に塗れたお金でこそ価値があるし、購入した品物をより大切にできると思っているので少しささくれました(狭量だな…<今更)。
地上階と地下1階をざっと見ました。過去の作品(ロゴなしトランク)が渋くて素敵だ…v新作の靴も可愛い〜vv(我慢、我慢よ私!<心中の叫び)
ブランド関心皆無の女京極を地下1階のソファに残し、目的のバッグを探しました。
ありましたvわーい(嬉)vv
第一希望の方ではなく、使いやすそうな第2希望の方に決めました。
そして姉からの依頼のお財布を捜しましたが見当たらず。
店員さんに訊いてみようかな…と思いましたが、皆さんお忙しそうなので先ずはカタログにてチェック。廃盤になっていないので一安心。
流石本店とでも言いましょうか。
接客システムが他店とは異なりました。
沢山いる担当者を直接捕まえて(をい)交渉するのではなく、一度別の列に並んで手の空いた担当者が順に接客するのです。
女京極の怒りを恐れつつ(ウィーンで20分待たせたときに、キレられそうになりました<彼女のキレ方は絶対零度の沈黙なので激怖)、その列に並ぶこと15分。
途中、レジ係の前に落ちたレシートを拾って渡したら「どもありがと、メルシーボクー」と言ってくれました♪中国人と日本人の区別がついたのが嬉しいv私、結構間違われやすいし。草の根国際交流かしらん(笑)?
日本人がただガツガツと購入する人種(見苦しい日本人客が複数いたのですよ…)だと思われたくなかった(でも私もその一人)ので、僅かながらインプリに成功か…(微妙)?

私の前の方に当たった担当者の男性はスペ語かフラ語のみと言っていたので、私はひたすら祈るばかり。スペ語なんて「ポン酢」しか分からん…。(ってそれはポルトガル語語源だっての<混乱中)
フラ語だって漸く自然に「オールボワール(さようなら)」が「オーヴァー」と発音できるようになったくらい(ダメすぎ)なのに…。この頃からやっと「メルシー」が口にできるようになりました。それまでは「ダンケ」だったのですよ(苦笑)☆おフランスに慣れるのに時間かかりすぎ、自分(汗)。
と、話が逸れました。
私の担当者は小柄なフランス人女性。ウエーブがかったショートヘアーと大きな瞳がキュートな方ですvよーし、これなら英単語(文章でないところが哀しい)で交渉できそうだ(笑)☆
財布の件を尋ねる(と言っても自分の財布を見せて「これと同じ物をください」と言っただけ)(商品名が長すぎて覚えられませんでした…<阿呆)と、ちゃんとあったので先ずは安心。
値段を尋ねると、姉から聞いていた上限額を超えていました。
うーむ…。いや、諦めるには早いぞ!免税分の減額がある!!

………何て言えばいいんだっけ?

真っ白。
「免税分引いた残金は幾らですか?」なんて長文(違)は言えません。
「TAX FREE」「DUTY FREE」が出てこなかったほどですから、よほどテンパっていたかと思われます。
必死で考えた私の脳味噌が手繰り寄せた単語は次の一言。
「インクルード タックス?」(カタカナ発音しかできません<威張るな!)

…頑張った、私!!ハラショー(何故ロシア語)!!!

語彙不足でも意思が通じればいいのさ〜(結果論者)☆その後は数字を書いてちまちまと交渉。
おお、どうやら姉の上限額にギリでセーフだ♪
うきうきとお財布とバッグを購入しました。バッグは自分へのご褒美ですvうふふ、嬉しいな〜vv


余談ですが、バス移動の間に女京極と「ブランド当て字」遊びをしていました。私が行ったお店もあります。つか、最初に彼女が「こういう当て字ってあるよねー」と書いたのが面白かったので調子に乗ってみたのです。
しかし、ブランドに疎いのでガイドを参考にする辺り、何とも情けない二人(苦笑)。
以下に載せておきます。各ブランドファンの方、どうかご寛恕くださいませ(ぺこり)。洒落なんです…。もっと面白いのがございましたら、是非ご一報を☆
 エルメス→得女、グッチ→愚痴、サン・ローラン→陽廻餡、シャネル→斜寝、
 セリーヌ→競犬、ティファニー→茶変、バーバリー→散髪李、バレンティノ→破廉恥野、
 ヴィトン→美豚、プラダ→腐乱駄
一番のヒットはバーバリーです(笑)☆

もう一つバス移動の間に思ったことがあります。
「どうしてフラ語は無駄に子音が多いんだ…」と。
ま、日本語が母音メインというのもありますが。
バスで対向車を眺めていると、プジョーとルノーがやはり多いのです。そしてそれらのスペルに無音の子音が多い。お陰でスペルを未だに覚えていません(単なる阿呆)。
パリ郊外ではフォルクスワーゲンやベンツもありました。日本車ではトヨタとホンダが少し。三菱は2台ほどしか見かけませんでした。頑張れ、日本企業!


思い切り待たせた女京極に謝り倒して店を後にしたのが17:20。ホントごめん…(平伏)。
10分後、凱旋門に到着。日も暮れつつあり、ベストな時間帯です♪
凱旋門は放射線状に道路が蔓延っているので、地下通路を渡って入口に向かいます。
門の真下の「追悼の炎」(第一次世界大戦で亡くなった一人の無名戦士のお墓から発展した無名戦士追悼の墓碑)に炎が灯ってとても美しかったです。ここでもお祈り。
門の外側だけではなく、内側にもレリーフが丁寧に施されていました。凄いなぁ…v
職場の人に訊いていた恐怖の螺旋階段(入場料忘れました…<をい)は、思っていたより短かったです。途中のフロアにはギャラリーとショップがありました。
上ってみると、強風が吹きすさぶのも忘れるほど綺麗な夜景が出迎えてくれましたv
面白いのが、階段を上りきった人間の台詞が皆同じだということです。多分、日本人以外も。
正に芭蕉の「松島や ああ松島や 松島や」の心境。
余りの美しさに、他の単語が出てこないのです。「綺麗」の一言に尽きます。
特にクリスマス前のこの時は街灯も煌びやかで。
エッフェル塔や新凱旋門、モンパルナスの丘も優美に佇んでいましたが、やはりシャンゼリゼ通りの華やかさに目を奪われました。

18:30、メトロの6号線に乗りました。またラッシュにガチンコ。9号線の乗り換えもスムーズに♪
要は乗り換え看板を探して番号を確認、終着駅(二択)を間違えなければいいだけなのです。
地元の私鉄のように一つのホームに多方向の列車が乱入するのに(しかも途中で車両切り離して行き先が変わる)比べればシンプル、シンプル☆
19:30駅に到着。そしてまたもや道に迷いました。夜になると全く雰囲気が違うのに、毎回下りる出口が異なるので最早迷路と化している…(涙)。
15分後(…)、ホテルに到着。閉店間際のスーパーに駆け込み、夕食をゲット。
プチトマト・プロシュート・ワイン・フルーツジュース。バゲットとチーズは昨日の残り(笑)。そして職場の土産にお菓子を。「LU(リュ)」社のお菓子をあれこれと。こちらのお菓子は程よい甘さでオススメですv

20:30に夕食開始。それまで只管足を揉んでました(笑)。
語りながら食べ、飲みながら足を揉む(をい)。
TVで見たゲームキューブからゲームの話、18禁女性ゲーム(え)、同じく男性ゲーム(爆)、コス萌え(特にメイドが熱かった…)、オンラインの人種について。他にも伏字にせざるを得ないような話とかね(核爆)!
…素面でこんな話ができるというのは人間としてどうだろう、自分。でも楽しい(をい)☆
彼女と話すと毎回ながら蒙を開かれる気がします。それが活かされない辺りがダメすぎるんですが(苦笑)。
私が当たり前だと思っていることが、如何に視野が狭い思い込みによるものか、ということを知らされます。
…こうして記しておけば、何もしないよりはマシかしら(希望的観測)。

24:00まで語り、彼女が風呂の間仮眠を取りました。その後お風呂。もう、この石灰臭いタオルともお別れなのね…。
パッキングは明朝にして、とりあえず腕1枚、足3枚(多!)ずつ貼った湿布にエールを送りつつ25:40に就寝。

28:20にトイレに起きたらまたもや寝付けず。
結局29:30(5:30)に起きてパッキングを始める人間がここに(怪)。




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