| 2002年12月17日(火) |
真砂よあれが巴里の灯だ。(その5) |
6:00起床。7:30朝食で8:20出発です。 本日は午前はオルセー美術館メインの市内観光、午後はオプショナルツアーのハシゴという昨日に匹敵するほどの強行軍。それを下ろしたばかりのパンプス(ヒールが細い)で敢行しようという自分の無謀さに乾杯(すんな)♪ 車中でパンプス脱ごうとしていきなりデンセンしたけど、ドレスに隠れてばれなかったのでそのままに(をい)。
曇天の中9:40エッフェル塔に到着。写真撮影のためだけの下車なので、10分で出発。地元のTV塔とは異なり、大きいなぁ(当たり前です)。
10:05、オルセーに到着。 今回の旅行の決め手となった(つまりこれを見るために参加した)ミレーの「晩鐘」をこの目で見られてとても嬉しかったですv 暮れゆく背景の柔らかい色合い、穏やかな表情の二人、どっしりとした世界。 ミレーはとても土臭い(褒めてます)画家だと思っていましたが、ここで更にその印象を深めました。小林一茶と近いかな(そうか?)(しかもジャンル違います)。
そそそそしてっっ!!思いもよらぬ倖せが!!!(落ち着け) モネの「ルーアンの大聖堂」のシリーズが、何と5作(興奮の余り各タイトル覚えていません。写真に撮ったのですが未現像<をい)も飾ってあるではないですか!! うがーーっっ(咆えんな)!!ものごっつ倖せですーーー(感涙)vvv 私、このシリーズ凄く好きなのです。 10年ほど前に地元の美術展で「朝」「昼」「夕」の3枚が並んで展示されているのに魅了されて以来、モネの作品で一番好きなのです! 同じアングルで光のニュアンスだけで時間を表現するその素晴らしさにめろめろなのです〜vv 特に「朝」!!ああ、これを再び肉眼で見ることができるなんて…!!! マジ感激で目頭が熱くなりました。(だから落ち着けっての)
他にも、今夜のメイン、ムーラン・ルージュ縁のロートレックの作品や、モネ・ピサロ・シスレーの三人の作品を並べてあったりと楽しい展示を満喫しました♪ この3人、筆致がよく似ているので並べると結構見分けがつかないのです。それを考慮した上で似たような風景画を並べる辺りが小粋っすね☆ ややピサロが優しい印象を与えます。個人的にはやはりシスレーの空の澄んだ感じが好きですv
元は駅だというオルセーの大きな時計を眺めつつ、倖せにひたりつつ(でももう少し「ルーアン」を眺めていたかった…)12:15出発です。
12:55ランチ。 3種ハム(ロースハム・サラミ・ミートローフ)とピクルス・茹でた芋(またか!<涙)とささみのバターソース・チョコケーキでした。 ハム美味しい〜vvメインはやっぱりソースが濃い(当たり前)ですが、そのお陰で芋を完食(これもパターン化しつつありますね…)。ケーキは真っ当に甘かったです(分からんて)。
14:15に三越へ。日本のものよりかなり小規模です。ここでもT/Cを使わず。何故免税店にはこれ!というものがないのでしょうか…(訊くな)。 またしてもツアコン伊藤氏からお土産を貰いました。彼は免税店に寄る度に何かしらお土産を購入してくれます。 モニターツアーだからと気を遣ってくれているのです。仕事って大変ね…。別にアンケに答えるくらい、大した手間ではないと思うのですが。
多分15:00頃、ヴェルサイユ宮殿に到着。 はっきり言って宮殿に入るまでが一苦労。そして一番伊藤氏にご心配をかけた私(殴)。 石畳にヒールがかからないように、えっちらおっちら歩いて行きました。 入場すると派手派手しいベルばらの世界が展開(笑)。でも一部工事中(大笑)。
きっちりルーブルでの「ナポレオン1世の戴冠式」と比較検討しました。 こちらにもあるのですよこの絵が。同じ作者が同じ構図で描いたものなのですが、オリジナルのルーブル作品と唯一異なる点があります。 画面左側、五人の女性が並んでいるのですが、その左から二人目の女性のドレスだけがピンクなのです。面白〜い♪
オスカルのモデル、ルイ14世のレリーフも見事でしたが、鏡の間の随所にある美しい照明の提供元を聞いてびっくり。 あ、勿論レプリカの方です。オリジナルは殆ど革命後に売り飛ばされました。でも一つオリジナルのシャンデリアが見られて嬉しいv淡くて綺麗なアメジストでしたvv 提供元は、あのロックフェラー財団なのだそうです。ありがとう、ロックフェラー! いつかメット(メトロポリタン美術館)に行ったら、貴方の偉業に感謝しまくることを誓約するわ!!(別にいらんだろ) (…って、いつの話よ自分)(でもここと大英博物館とピラミッドと青の洞窟は死ぬ前に訪れたいのです)(年末ジャンボ、当たるといいな…)
宮殿の外に出て庭を眺めました。広い。その一言に尽きます。 個人的にはウィーンのシェーンブルンが好きなのですが(どこまでもハプスブルグ信者な私)、こちらも見事な刈り込み具合でうっとりしてきました(笑)。
そうそう、こちらのお手洗いは領収書(というかレシート)が貰えます。40サンチーン(セント)払ってナンバーのついたレシートを貰う人間がここに(笑)。別に特に金箔とかないですが、記念に持ち帰りました☆ 17:10出発。少し晴れた淡い夜空に白い満月がぽっかりと浮かんでいて、とてもキュートでしたv
そして来ましたムーラン・ルージュ!キャバレーといえばここでしょう!! あ、キャバレーと言っても日本のものとは違いますよ(笑)。お色気ナッシン(かは微妙。理由は後述)でショーを見せる場所です。 18:50に到着。暫し入場を待ちましたが、ドレスにシースルーのストールはやっぱり寒かったです(泣笑)。
先ずは前座の歌謡ショー(古い言い方だな…)を楽しみながら、舌鼓v シャンパンハーフボトル・魚の燻製3種・鴨肉煮込み、人参と芋(?)と皮付きリンゴのキャセロール・黄桃とバナナのアイス。 どれもこれも美味しかったですvv 魚の燻製はプロシュートのようでしたし、鴨肉もバターソースの割にはさっぱりとして食べやすかったです。柔らかかったし♪ ただ、フルコース用の食器配列でしたので、ついうっかり魚用ナイフで肉切ってました(爆)。「肉も切れるし、いいかな〜」と拘らない辺りが庶民の証拠☆ デザートがこれまた美味!特にバナナのアイスがもう最高vおかわりしたかった…(待て)。バナナを凍らせたものより僅かにバニラ系なのですが、バランスが実に私好みだったのです。うふふ、嬉しい〜vv シャンパンも美味しくてこくこく飲んで、すっかりほろ酔い♪
21:00からのショーまでまだ1時間も余裕があるので、グッズを見に行きました。 やはり店名「紅い風車」に因んだ物が多かったです。後はロートレックの絵を使ったものも。 自分用に今日のパンフ「Ferre(英語で言うところのフェアリィ=夢幻鏡)」を購入。英仏語オンリと言うのが泣けます。写真と単語でカバーできない自分が哀しい…。 観劇友人にはCDを…の筈だったのですが、ホテルに帰ってから開けてみると、前作「FORMIDABLE」(英語では「恐ろしい」ですが、仏語では「すばらしい」の意)のDVDが入ってました。
…そっか、硝子ケース越しに指差していたから上手く伝わらなかったのね…(汗)。
友人がDVDプレイヤーを持ってないのを知っていた私は焦りました。ですがムーラン・ルージュは夜しか営業しないので、個人で再訪するにはちと危険。 女京極がプレ2経由でビデオに落としてくれることになりました(笑)。メルシーボクーv
そうしてほろ酔い嵩じてブラックアウトしそうな頃にショーがスタート。 成程、うっかり食べると寝てしまうから、ショーぎりぎりまで満席にならなかったのね…(ぽむ☆)。訪れる方はご注意あれ☆ ショーはバラエティに富んでいて、言葉が分からなくてもとても楽しめました。 会場自体はそれ程広くもなく、天井も高くもなくて舞台と客席が近いのです。 そこでゴージャスなラインダンスあり、レーンに吊り下げられた席に乗っての美女到来あり、大道芸風のアクロバットあり、影遊びあり、人形や犬、果てや観客を巻き込んでの腹話術あり、インド風衣装に身を包んだ男女の恋物語あり(多分これがメイン)。 その中でも凄かったのがせり出してきた大きな水槽の中の大蛇とダンスする美女。 飛沫はとぶわ、濃密に絡むわの大迫力でした☆
あ、そうそう、大蛇美女だけではなく殆どの舞台衣装はトップレスですよ(笑)。 女性は勿論、男性もわざわざ胸元だけ布地のないマハラジャ風とかなのです。この衣装は結構笑えました。多分王子役だと思うのですが、つい。 ですが、あはんvな雰囲気は皆無です。キレとコクのあるダンスに惚れるので某所の大きさや色や揺れ具合なんぞは大して気にはなりません(ってチェック細かすぎだろ自分<だって私はフェチ人間<待て)。しなやかな筋肉の美しさは正にプロのそれですv照れることなく鑑賞できると思いますので是非どうぞ♪
そして当然フレンチ・カンカンの登場です。これはこのムーラン・ルージュが発祥の地と言われるもので、トリコロールの衣装に見を包んだダンサーのラインダンスが繰り広げられます。男性よりもやはりこれは女性が主役でしょう。 スカート捲り上げ、頭の天辺まで足を振り上げ、それが見事に揃っています。 ひたすら楽しい〜vv 特に途中ソロを演じてらした黒人系の方が激迫力v女惚れしそうっす(笑)。
ガイドさんによると、ダンサーで仏人は殆どいなくて、北欧・米国などからの方が多いそうです。最低でも180はある方ばかり。仏人はラテン民族なので結構背が低いのですよ。 確かに上背があるからこそ映える衣装と言うものがあるのです。 それが宝塚でお馴染みの羽を背負うヤツだと思います。当然、宝塚がこちらの素晴らしさに感銘を受けて、それを取り入れてのあの衣装(と階段)なのですよ♪違うのは生乳暴露か否かってところでしょうか(笑)☆ 殆どない布地にもかかわらず、各人で微妙にデザインが異なっているという芸の細やかさ!因みに色は某ペーパー夫妻も喜ぶピンクです(笑)。 背中の羽もピンクでそれが点滅したり、程よく派手でした(はい?)。 いつの間にやら眠気も吹っ飛んで、手拍子をガンガンとって楽しさ倍増!!
キレとコクと迫力と美麗さに魅了された2時間でしたv 確かに安くはない金額ですが、もう一度生で観たいです。金額以上の価値があると思います。 前作が10年ほどのロングランだったので、これもその位やってそう…? 今度はノンアルコールで挑みたいところです。シャンパン美味しすぎ…(苦笑)。 あ、観客の衣装がけっこう落差があったので、次回訪問する時はも少し平服チックに参りたいです(笑)☆
23:00出発。隣接するクラブは24:00オープンとのことで、若者がたむろっていました。 23:45ホテル着。風呂&パッキングして25:20就寝。
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