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■ チェロと旅
バス、電車、バスを乗り継いでひるまの大学に足を踏み入れる。 郊外の国立大学だけあって、キャンパスが広くいろんな建物がある。
正門を入って最初の角を左に曲がると、音楽堂と名付けられた芸術部用の ホールがある。デッサン用の白く巨大なオブジェがいくつも設置されていた。 見慣れない風景に好奇心がかき立てられ、必要以上にきょろきょろしてしまった。
チェロを連れて移動するときは、ちょっとだけ旅行気分になれる。 自分以外のものを常にケアしなければならない責任感が、目に映る風景を 新鮮にしてくれる。それに、普段足が向かない土地にも行けるので、 それはそれでたのしい気分にさせてくれる。いつもと違う電車の路線も、 都内を縦横無尽に走るバスから見える街も、意外性がたっぷり詰まっている。
で、最近のわたしは毎週のようにチェロと旅にでる。 コイツは、無口で、頑丈で、誠実で、案外いい旅のみちづれである。
2001年11月24日(土)
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