ムッキーの初老日記
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2002年10月22日(火) がんばれ五十嵐!


昨日は、友人Fちゃん宅の引越しを手伝った。
朝9時半に引越し屋さんがやって来て
ものすごいスピードでどやどやと荷物をトラックに詰めていった。

引越し屋さんは全部で4人。
この4人、みんな誰かに似ていて面白かった。

チーフらしき人はドロンズの片方。
中堅どころの一人は関西ジャニーズのナントカ君。
もう一人は元チャンプの鬼塚。ボクシングかムエタイでもやってそうな風貌。

そして一番下っ端はまだ10代だろうと思われる青年、氷川きよし風。
名前は五十嵐君。

どうして名前がわかったかというと、一日中

「おい!五十嵐!」
「おせえよ五十嵐!」
「ちゃんとやれよ五十嵐!」

と怒鳴られ続けていたからだ。
 
きっとまだ入ったばかりなんだろう。
ちょっとぎこちない五十嵐君を、他の3人が叱り飛ばす。
特にムエタイ鬼塚の叱責は厳しく

「五十嵐!何回言ったらわかんだよ!」
「五十嵐!何やってんだこのヤロー!そうじゃねえよ!」
「五十嵐!オマエもう帰れ!いらねえよオマエ!」

と、傍で聞いてて震え上がるようなキツイ言葉が出るわ出るわ。
Fちゃんが思わず「こわいよお」と涙ぐんだ程だ。

それでも五十嵐君は、ムッとした顔もせず
「五十嵐!」と言われるたび
「はい!」と答え
「バカヤロー!」と言われても
「はい!すいません!」と。益々真剣に仕事に取り組んでいた。

ムエタイ鬼塚が憎らしく思えたが
引越しも終盤の頃、彼がふっと私に

「(五十嵐君は)まだまだ半人前なんすよ。
ふだんはもうちょっと使えるんですけどね。
まだムラがあってね。」

と言った。
彼は彼なりに、早く五十嵐君を一人前にしようとしているのかも知れない。
厳しいけれど、これが仕事というものか。

引越し屋さんは引越しのプロだ。
「引越し職人」だ。
職人は親方に叱られ叱られ、先輩に怒鳴られながら
一人前になっていくものだ。

五十嵐君も、早く一人前になりたくて
怒鳴られても叱られても、帰れ!と罵られても
歯を食いしばって頑張ってるんだろう。


がんばれ!五十嵐!
そして立派な引越し職人になってくれ。





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◇◆オッサン君の独り言◇◆

10/22 誰が食べてもメロンパンは散らかる。

10/21 賞味期限が切れるまで食べ物が残っていない。

10/20 あいつISSA意識してるらしいけどどう見てもそのまんま東だよな。

10/19 自分にもメイクしてちょっと唇でも描いたら?AKIRA唇薄すぎ。

10/18 今度の黄門様、体格良すぎ。

10/17 さすが黄金のカルテット!玉川カルテットとは違うね。

10/16 俺から加齢臭が・・・!


ムッキー

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