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2004年08月12日(木)   新本格魔法少女りすか/西尾維新

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心に茨を持った小学五年生・供犠創貴と、”魔法の国”からやってきた転入生・水倉りすかが繰り広げる危機また危機の魔法大冒険!これぞ「いま、そしてかつて少年と少女だった」きみにむけて放つ、”魔法少女”ものの超最前線。魔法は、もうはじまっている!(裏表紙より抜粋)
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新シリーズです。
どのへんが新本格なのかはわかりませんが、魔法少女であることは確か。
りすかの変身後(アダルトVer.)のイラストは読者へのサービスショットですかね。電車で読んでいて、思わず閉じてしまうくらいセクシィ。イラストレータの西村さんの好みなのか、西尾氏の趣味なのか。
で、もうひとりの主人公創貴。イタイ子ですね。こんな精神的にアダルトな小学5年生、嫌。今後、りすかとの関係が変われば、少しは性格も変わるかな(無理か)。
とりあえず西尾氏、こんなに伏線蒔いちゃって…期待しちゃってるので、ちゃんと回収してくださいよ。



「き、貴様、貴様、こともあろうか、恐るべきことに、『魔法使い』を『使おう』などというのか!」
「その通り。ぼくこそが、『魔法使い』使いだ(略)りすかに会って、そうなると決めた。魔法使いなんて言っても、奴ら全然魔法を使いこなせていやがらない(略)だったらぼくが使ってやるしかないだろう。ぼくが使ってやらなきゃ誰が使ってやるって言うんだい?」
「こ、子供の――人間の考えることではない!」
「それがどうした、ぼくは子供で人間だ!(略)じゃ、あとは好きにやっちゃっていいよ――水倉りすか」
「こ こ ろ え た!」


西尾維新:新本格魔法少女りすか,p.62-63,講談社.















ゆそか