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2004年08月09日(月)   終の神話 地号の章 封殺鬼シリーズ27/霜島ケイ

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「俺たちが出会ったのは、――あれは神だ」
星神と反目する、柿色をまとう異形の存在。その正体は須佐之男命(すさのおのみこと)であった。
天津甕星を封じるため、韴御霊剣を奪うべく『本家』はついに石上神宮への奇襲を決行する。だがそこには、高良の内通によって事態を知った中央の策略があった。
神の剣をめぐって、石上の地で『本家』と中央の戦いの火蓋が切って落とされる。(表紙折り返し抜粋)
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いつ終る、いつ終ると思っている封殺鬼シリーズですが、次巻でも終らないような気がします。
神話の神様まで出てきて、展開が読めなくなってきましたが、ラストで弓生と聖が幸せならそれでよいです。



「――戸倉さんが」
言い差し、少しだけ間をおいて、高良は言葉をつづけた。
「戸倉さんは僕を信じると言いました。何をしても、たとえ裏切ったとしても、僕はイイヤツなんだそうですよ」(略)
「嬉しかったんです」


霜島ケイ:終の神話 地号の章 封殺鬼シリーズ27,p.191,小学館.
















ゆそか