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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2005年04月19日(火)
Vol.566 同棲するということ

おはようございます。りょうちんです。

友人から届いた久しぶりのメールの内容は、「同棲ってどう思う?」というもの。ははぁん、彼女も20代半ばの結婚適齢期と呼ばれるお年頃。以前はお付き合いしている彼氏もいないなんて言ってたけれど、ちょっと会わない間にいつのまにかステキな人を見つけて、近いうちに一緒に住もうと考えているのかもしれない。
ひと昔前、同棲するということは一般的にあまり良いことだとは思われていなかった。結婚とは家と家との結びつきという考え方が強かったせいか、籍を入れて初めて一緒にひとつ屋根の下で暮らすというのが常識だったし、古い映画やドラマなんかで時々見るストーリーでは、結婚前の若き娘がどこの馬の骨かもわからない男と駆け落ち同然で家を飛び出して、遠く離れた街で世間から身を隠しながらも細々と生きていくみたいな、あまり幸せではないイメージがあったからかもしれない。
でもそれは昔の話。時代は変わった。今は昔ほどの悪いイメージも消え、同棲に対する考え方もずいぶん変わってきたと思う。さて、ここからは俺の考え方なのだが。やっぱり結婚をする前に一度は同棲しなくっちゃ、と思う。そもそも結婚なんて、お役所や世間が認めるものじゃない。お互いの気持ちの問題であって、婚姻届一枚で結婚完了なんておかしな話だ。だから結婚自体、俺は重要視していない。
じゃあ、結婚するとはどういうことなのか。人それぞれ考え方は違うけど、一緒に住むということも重要な要因なのかもしれない。どんなに相手のことをわかったつもりでいても、一緒に暮らしてみて初めて気づく相手の考え方や癖や行為など、見えなかった部分がわかることがある。結婚したあとでそれらに気づき、気持ちが失せるほどに幻滅したなんてことになったら、それこそ取り返しがつかないのだ。いわば同棲とは結婚生活の予行練習みたいなもの。結婚してからもふたりがちゃんとやっていけるかどうかを見極める、大切な準備期間だと俺は考えている。
結局、彼女は同棲する予定なんてまだないらしいのだが。そんな彼女に、俺はびっくりする事実を教えてあげた。「実は俺、もうじき同棲をはじめるんだよ!」。