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| 2005年04月07日(木) ■ |
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| Vol.563 おいしいものを探して |
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おはようございます。りょうちんです。
母の食事を見ていると、なんだか俺はとても窮屈に思えてしまう。食事の時間は毎日決まっているし、カロリー計算をしながらあれはこれ以上食べられないとか、あまり好きじゃないものだって食べなきゃだめだとか、腹八分目で食事を終わりにするだとか、水分摂取の制限まであったりする。今まで食べたい時に食べたいものを腹いっぱいになるまで思いっきり食べることしかしてこなかった俺は、そんな母の窮屈な食事をまねすることなんて絶対にできないと常々思っていた。 例えばダイエットをする必要があっても、俺は食事を制限して痩せようとは思わないし、病気で食事療法を勧められても、できれば違う方法で治したいと考えていた。俺にとって好きなものを食べることを制限されるなんて、大げさに言えば生きていく楽しみを奪われるのと一緒なのだ。それだけ食べることは大切な行為だし、うまいものを腹いっぱい食べられない食事は食事とは呼べないとさえ思っていた。 しかし、コレステロール値が高いと診断された俺。今よりもカロリーを抑えた食事を摂るよう心がけなければならないのだ。でも最初は「そんなの関係ない、好きなものを好きなだけ食べる生活をそう簡単に変えられるものか!」、なんて思っていたんだけど。でもこのままいけば、確実に高脂血症が進み母と同じような病気になってしまう可能性があるわけで。そんな時、栄養相談を受けた栄養士の先生から言われたひとことで俺の考え方が変わった。「カロリーの高いものがおいしいものだとは限らない。おいしいものの中には、カロリーの低いものだってカラダに良いものだってたくさんあるんだから!」。 そうか、卵はダメとかマヨネーズはダメとか、そういうふうに考えるから余計食べたくなっちゃうんであって。低カロリーでカラダに良いおいしいものを探していけばいいんだ。そういうわけで今までは甘いデザートを毎日のように食べていた俺だったが、今はそれに代わるフルーツをたくさん食べるようにしている。目標は1日1フルーツ。無理せず気長に、楽しみながらがんばってみようかな。
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