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| 2005年02月16日(水) ■ |
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| Vol.545 筑波山で遭難 |
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おはようございます。りょうちんです。
真冬の筑波山に行ってきた。標高877mの頂上をめざし、今回も鋸山や高尾山の時と同様にケーブルカーもロープウェイも使わず、ハイキングコースとされている登山道を歩いて登ることにした。快晴の空の下、いざ出発。 今回のルートは頂上まで最短で行ける御幸ヶ原コースをセレクト。ガイドマップには約2kmの道程を1時間半かけて登るコースになっている。筑波山神社をスタートすると最初からかなりの急勾配が続き、息を切らしながらも俺らは山道を順調に歩き始めた。何度か途中で休憩も入れ、3分の2くらいまで来た時だろうか。木々の向こうに白いものが見えてきた。最初は山小屋か何かの建物かと思ったのだが、近づいてみてびっくり。それはなんと残雪。いつ積もったのだろうか、登っていくにつれて残雪の量も徐々に多くなってゆく。麓からは雪なんて見えなかったのに。 ハイペースだったため予定よりも早くケーブルカーの山頂駅に着くと、地面はもう雪がカチカチに凍っている状態だった。普通のスニーカーで行っちゃった俺らは滑りまくり。どういうわけかヒールの高い靴で来ていた女の子は山頂まで行くのは無理だったようだけど、俺らはがんばってさらにそこから女体山山頂へと向かう。頂上からの眺めは最高だった。富士山までは見えなかったけど、晴れてたので視界も良くて走っている車がすごく小さく見えた。でも風はめちゃめちゃ冷たかったな。 帰り道はルートを変え、白雲橋コースを進もうと考えていた。しかしこの道、かなりヤバイ。雪はさらに積もり北東向き斜面のため日陰で完全に凍ってるし、しかもとても急勾配。しがみついた岩は氷のように冷くて、踏み違えばそのまま凍りついた斜面を一気に滑り落ちそうなくらい、大げさじゃなく危険な道だった。少しだけ進んでみたけれど前回の高尾山で遭難しかけた教訓を思い出し、意を決して引き返すことにした俺ら。だって、標高1000mもない雪山とは呼べない筑波山で遭難だなんて、笑い話にもならないしね。結局あまった時間で男体山にも行き、登ってきたルートで帰ることに。またまた遭難しそうになったけど、筑波山も楽しかったな。
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