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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2004年12月17日(金)
Vol.536 かゆいところはどこなのか

おはようございます。りょうちんです。

俺の仕事において、他のサラリーマンと大きく異なることのひとつに、俺は職場が店だということがあげられる。だから俺にとって上司はいるのだが、机を並べて一緒にデスクワークをするとか営業に一緒に回るとか、そんなことはありえない。電話やメールで話すことは頻繁にあっても、直接会うなんてめったにないのだ。
職場の先輩に会うやいなや、「この前、上司からこっぴどく叱られたんだって?」なんて聞かれてしまった。しかし思い返してみても、最近激しく叱られた覚えなんてまったくない。仕事上でのミスはしょっちゅうやらかしちゃってるのは事実だし、上司からはそのたびに適切なアドバイスやフォローがあったりはするのだけれど、でもそれについて怒られたことなんて俺の記憶にはないのだ。先輩の話を聞くと、たしかに上司が俺のことを激しく叱ったと言っていたんだそうだ。
俺の仕事について自分なりに改めて振り返ってみると、たとえミスはしても納得のいく仕事はちゃんと毎日こなしているつもりでいる。でもアドバイスやフォローがあるというのは、上司の目から見ればまだまだ俺は半人前だということなのかもしれない。上司はかゆいところにまで手が届いていないがゆえ、俺にいろいろと意見をくれるのだろう。上司も自分の仕事があるのに、こんな俺にまで気を配ってくれるのはとてもありがたいと思うし、むしろ力不足の俺が申し訳ないと感じてしまう。だが。かゆいところはどこなのかをしっかり言ってくれないと、実は俺もどう動いていいのかわからないのだ。だから上司本人は俺のことを激しく叱ったと思っていても、俺は何についてそんなに怒っているのかわからなかったりするのだ。
今まで上司とは上手くやってきたつもりだっただけに、ちょっとショックだった。直接会う頻度が少ないがゆえの、意志疎通不足が原因なのか。たしかに俺も、上司にメールや電話じゃなかなか言いにくい会社に対しての意見や要望などもある。コミュニケーションが足りなくて問題が発生してるのなら、ここは一度みんなで集まってミーティングが必要なのかもしれないな。