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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2004年12月05日(日)
Vol.529 32歳の負け惜しみ

おはようございます。りょうちんです。

目が覚めると、どうしたことかカラダが動かない。まるで金縛りにあったかと思うほど、カラダが石になってしまったように動かしたくても動かせなくなっていた。それでも気合いを入れてカラダを起こそうとすると、全身に激しい痛みが走る。痛みの原因なんて、考えなくても明らかだった。理由は、前日のキャッチボール。寝る前は右肩が重いと感じていただけだったのに、翌朝になると筋肉痛による激しい痛みが全身に広がっていた。でも俺には仕事が待っている。痛みをともなうカラダにむち打って、ロボットのような動作しかできない俺は無理矢理仕事に向かう。結局その日はひいこら言いながら、しかめっつらのままなんとか仕事をこなした。
運動不足だったのは、もちろん認めるのだが。それと同時に、俺も体力が落ちたなぁと改めて思ってしまった。学生の頃は、キャッチボールなんかよりももっと激しい運動をしても、翌日にここまで筋肉痛に悩まされることなんてなかったのに。いつのまにか俺は、少しずつ体力を失ってしまっていたようだ。
そういや先日、友人の家に行った時。昔の写真に写っていた友人と今の友人の姿を比べて、「老けたなぁ…」なんて言ったら彼はひどく落ち込んでいたけれど。それは当然俺にだって当てはまることで。毎日毎日、ほんの少しずつの目には見えないスピードで誰もが年を取ってゆくものだから、気がつけばいつのまにか若さを失いつつある自分に驚いたりするのだ。そうやって誰もが外側からも内側からも、体力や若さと引き換えに年を取るものなのである。
でも、年を取ることはけして悪いことじゃない。体力や若さにもちろん魅力はあるけれど、年を取ることでそこにはない重みや威厳や経験を身につけることができる。ただ闇雲に時間だけが過ぎて無意味に老けこんでゆくのではなく、こうやって年を取ってゆくことをプラスに考えていかなくちゃ。だから、自分の年齢をしみじみ考えたりしてユウウツになんかなってられないのだ。
なんて。こんな言い分、32歳の負け惜しみにしか聞こえないかなぁ。