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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2004年11月19日(金)
Vol.523 流暢な英会話

おはようございます。りょうちんです。

ちょっと混雑した電車の中。吊り革につかまって立っていると、前に座っている人の会話が耳に入ってきた。久しぶりに偶然会ったと思われるこのふたりの会話が、俺のところへもなんとはなしに飛び込んでくる。
彼女は今、日本橋のデパートで販売の仕事をしていて。毎日忙しくて、週末に休暇を取ることもできないんだそうで。連休も無理だとか。来月のクリスマスもやっぱり仕事になりそう。お昼休みを取る時間も不規則で、おまけに仕事のユニホームがカッコ悪い。一方、コンピューターの仕事をしている彼は今日も会議があったようで。会議の資料を彼女に見せていたが、彼女にはちんぷんかんぷんだったようだ。彼の仕事が始まるのは11時。年に4回長期休暇も取れるようで、今度の休暇には母が待っている田舎に帰るんだという。
彼女には21歳の弟がいて、弟はフリーター。いずれ父の経営する会社を継ぐ予定らしいのだが、姉である彼女は心配なんだそうだ。一方彼には妹がいて、彼に似ていてればとってもキュートかもしれないと彼女は言っていた。彼は以前と髪形を変えたようで、彼のしているバックルと指に光るリングとともに、彼女には素敵に見えたらしくずっと誉めていた。
なんてことはないこんなごくありふれた会話なのだが、実は俺、途中から彼らの会話をずっと集中して聞いていた。理由は、彼らの会話がすべて英語で話されていたから。彼女は日本人なのだが、彼の方は褐色の肌をしたどこをどう見ても外国の方で。会話から、彼の田舎はフロリダにあるらしいということがわかった。彼らが電車を降りるまでのほんの30分くらいの会話中、彼らの話す英語を聞いていてその8割くらいの内容は理解できた気がして、俺もまだまだヒアリングの力は残っていたんだなぁなんて思ってしまった。でも、英語を話すとなるとてんでだめな俺。彼女のように流暢な英会話ができる人って、ホントうらやましい。英会話スクールに行くまではしたくないけど、誰か俺に英会話を教えてくれないかなぁ。