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| 2004年11月04日(木) ■ |
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| Vol.515 用を足すために |
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おはようございます。りょうちんです。
ライブが終わって興奮冷めやらぬまま、俺は用を足しにトイレへと向かった。2時間以上もの長いライブ中ずっと我慢していたのは俺だけではなく、トイレ付近はとても混み合っていた。特に女性用トイレには長蛇の列ができていて、用を足すだけでどのくらいかかるのか見当もつかないほどだった。俺はその列の脇を通り過ぎて男性用へと入り、小の方を済ませていると。20歳前後と思われる女の子数人の集団が入ってきて、「混んでるから仕方ないよね〜」なんて取って付けたような台詞を言いながら、そのうちのひとりが個室に入り残りがその前に列を作ったのだ。 ちょっと待て。別に俺はかまわないけど。今ここには俺以外の男の人がたくさんいて、彼らはみんな用を足すためにここに来ている。彼女たちの存在を不愉快に思う人もいるはずだ。手を洗いながら鏡越しで彼女たちを見ると、ケータイをいじったり盛り上がったライブの話をしたり、どう見ても緊急事態には見えない。女性用トイレの前で並ぶ列の中には、彼女たちよりもっと緊急事態に陥っている人たちがいるはずだ。男性用だから男だけの領域だとは言わないが、ちょっとデリカシーに欠ける行動なんじゃないか。その方が合理的だと反論されればそれまでなんだけど。 例えば、極端な話。何かの拍子で彼女たちの前で俺の陰部があらわになってしまったとする。トイレに用を足しに来ている以上、けして考えられないシチュエーションではない。でも万が一そうなっても、彼女たちに悲鳴をあげる権利なんてない。どんなに彼女たちに陰部を見せつけたって、この状況では悪いのは彼女たちの方だと思う。てか、俺には露出するなんてそんな趣味、全然ないんだけどね。 じゃあこれが逆の立場だったらどうか。混雑している女性用トイレに男の人が入っていったら、間違いなく警察に捕まる。男性用が混んでいたのでなんて理由がまかり通るはずがない。男だとか女だとか性別に関してはあんまりとやかく言いたくはないが、今回の件では彼女たちのずるさを露骨に感じてしまった。難しい問題だとは思うけれど、俺のココロが狭いだけなのか。みなさんは、どう思います?
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