
|
 |
| 2004年11月01日(月) ■ |
 |
| Vol.513 新しいお札 |
 |
おはようございます。りょうちんです。
11月がスタートした。仕事に出かける前にぼんやりTVのニュースを見ていると、今日から新しいお札が出回るとしきりにやっていた。銀行で新札を両替する人にインタビューしたり、旧札と比べていろんなところが違うと力説したり。なんでも約2年かけて旧札との入れ替えを図るんだそうだが、新札が出回る初日にわざわざ銀行まで行って手に入れるほどのことでもない。いずれ近い将来、必然的に俺の元へも新札がやってくるんだからと、俺はさして気にも止めなかったのだが。 夜になって。バイトのTくんが、「さっきのお客さん、新札で払ってくれましたよ!」とうれしそうに俺のところへ報告に来た。彼の手には、昼間TVで見かけた新千円札。いつかはこうやって店の売上として新札が舞い込んでくるはずだとは思っていたけれど、まさか初日からお目見えするとは。思いがけず目にすることのできた新千円札を手に取り、俺たちはかわるがわる観察をはじめた。Tくんに「欲しかったら両替しても良いよ」と言ったのだが、あいにく高校生の彼は持ち合わせがないようで。それならじゃあ俺がと、代わりに両替させてもらうことにした。 で、今、こうして俺の手元にある新千円札。旧千円札と並べて、改めて観察してみる。色は、旧札よりも少し緑がかっている。淡いピンク系統の色も入っているので、旧札よりは温かいカンジもする。というか、コガネムシみたいな色。お金なのだからコガネムシでも良いのかもしれないが、俺の印象としてはなんか昆虫系だなと思ってしまった。そして、じっとこちらを見据える野口英世氏。野口英世さんって、昔伝記を読んだことがあったけど、こんな顔だったっけ? 髪型、変だし。パーマをあてたら失敗しました、みたい。それとも寝グセ? 裏面には鶴の代わりに富士山が。なんか昔の旧500円札みたいな気も。ふちの白い部分の幅は広いし、いかにも「こども銀行」なんて書いてありそう。正直、すごく違和感があるお札だ。 でも使い慣れてくるにつれて、旧札の方が違和感を感じるようになってきちゃうんだろうな。新しいお札に慣れるのに、あんまり時間はいらないのかもしれない。
|
|