初日 最新 目次 MAIL HOME


りょうちんのひとりごと
りょうちん
MAIL
HOME

My追加

2004年07月02日(金)
Vol.491 最悪な6月

おはようございます。りょうちんです。

降り返ってみれば、最悪な6月だった。すべては自業自得だと言われればそれまでなのだが。他人を本気で傷つけて裏切り、耐え難い現実から逃げるようとする日々を過ごし、過剰に考えていた自分の強さに自信をなくし、これほどまでにも弱く脆かった自分自身をまざまざと見せつけられ、その弱さを正面から見据えることすらできず、絶望の中で何度も葛藤と戦いながら前に進むことも躊躇して、もうどうしていいのかわからない毎日だった。
コトバを選ぶことも怖くなって、このひとりごとを書くことさえもためらった。大げさではなく、「俺なんて消えてなくなっちゃえば良いのに…」とさえ思うこともあった。しょぼくれている俺を察して、友人からたくさんのメールや電話などをいただいた。こんな俺なんて軽蔑されて当たり前の人間なのに、不思議とそのすべてが励ましや心配のコトバだった。ココロのどこかでは他人から激しく罵倒されて、完全に打ちのめされることを願っていた部分もあったのだが。さまざまなコトバを贈られてありがたく思いながらも、俺の中ではさらに迷いは複雑に続いていった。
恥もプライドもココロの中のウソもすべて捨てて、今までずっと隠してきた弱い自分をさらけ出すことが、きっと俺は怖かったんだ。でも、そうすることが俺が生まれ変わるための最初の第一歩なんだと気がついた。何度も涙を流し激しい痛みに傷ついてぼろぼろになってやっと、そのことに俺は気がついた。それはそう簡単なことではなかったけれど、本当の自分を取り戻すため、俺はもはや死にもの狂いになった。そしてやっと、俺なりの答えを見つけ出すことができた。
ホントのことを言うと、今でも時々迷ってしまうこともある。油断すると弱さに逃げ込んでしまいそうな自分に気がつく。でもそのたびに、軌道修正をする自分もいる。だから、「俺はもう大丈夫!」だとはまだ胸を張って言えない。最悪だった6月の日々をこれから少しでも力に変えていくことが、今の俺の課題なんだ。