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| 2004年02月06日(金) ■ |
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| Vol.433 指笛に憧れる |
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おはようございます。りょうちんです。
今、俺のマイブームは指笛である。指を口にくわえ、甲高いピーッという音色を奏でるあの指笛に憧れる。 先日沖縄旅行に行った時、沖縄ポップスのライブや伝統的な琉球舞踊やエイサーを見る機会があった。その中で、合いの手として頻繁に指笛が聴こえてきた。考えてみたら、沖縄の音楽に指笛はかかせないものなのかもしれない。ジャンルを問わず沖縄ソングを聴いてみると、何度も指笛が登場する。俺が聴いた沖縄の人たちが奏でる指笛も、リズムよく時には強弱をつけたりして力強い音色で場内に響き渡っていた。あぁ、俺もあんなふうに指笛が吹けるようになりたい。カッコよく指笛を吹く姿を目の当たりにして、俺は一瞬のうちに指笛のとりこになってしまった。 ライブ会場で知り合った沖縄ミュージシャンの◎ターシさんに、こっそり指笛の吹き方を伝授してもらった。沖縄の人は誰でも指笛が吹けるのかと思いきや、そうでもないらしい。◎ターシさんも指笛は苦手だなんて言ってたけれど、それでもちゃんとした指笛を鳴らしてくれた。 まず、舌を出す。次に舌を丸めるようにしながら小指と一緒に口の中に入れる。あとはそのまま息を吹けば指笛が鳴るらしい。俺も言われたままにやってみた。すると。きれいな指笛の音は出ず、大量のよだれが口の中から飛び出してきた。やっぱりコツがいるらしい。その後、沖縄から帰ってきても暇さえあれば指笛の練習をしているのに、ピヨッとも鳴らず出てくるのはよだればかりである。ただでさえ口元がゆるい俺。指笛の練習をするのに、よだれを拭くためのタオルは必需品になってしまった。 だけど考えてみたら、不器用な俺は口笛さえ上手に吹けないんだった。指笛をきれいに鳴らせるようになるまでには、まだまだ努力が必要なのかもしれない。その時を夢見て、練習の日々は続いていく。
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