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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2003年10月23日(木)
Vol.386 京都への旅

おはようございます。りょうちんです。

去年の今頃、俺は京都の街にいた。4連休だけの遅い夏休みを取り、突然思いついたヒッチハイクの旅で京都に向かったあの日から、早いもので丸1年が過ぎた。不安だらけの気持ちのまま、「京都」と大きくマーカーで書いた画用紙を頭上に掲げて、秋晴れの空の下を知らない人の車に揺られながら西へ西へと向かった前半の2日間。そして、京都の街をどらちゃんとココロから楽しんだ後半の2日間。あの日のことが、つい先日のことのように思えてくる。1年前の今頃はきっとこの辺にいたんだよななんて、今日は仕事中にふとそんなことを思い返してしまった。
富士川から眺めた頂上を白く雪で輝かせた富士山も、きらきらとひざしが反射して眩しかった琵琶湖も、紅葉にはちょっとだけ早かった清水寺も、穏やかに流れていく水面を見つめていた鴨川も、静かに暮れてゆく夕闇の迫る渡月橋も。1年前のあの日のように、今日も秋の空の下で同じように過ぎていったに違いない。
今になって改めて思うと、京都へ行ったことは俺にとってとても大きなことだった。いろんな人と知り合えたり京都の街をじっくり観光したり、普段の生活からかけ離れた非日常をたくさん経験できたことは、無駄なんてひとつもなかったと1年たった今になって思える。その証拠に、できることならまた京都へ行ってみたいとココロから思っている。
京都への旅をきっかけに、俺自身も大きな変化をしたと思う。自分ではどこが変わったのか上手く説明できないが、少なくともプラスになっただろうと思っている。またいつか、できれば近いうちに、更なる成長ができるような旅をしたい。俺の中の好奇心は、まだまだ満たされてはいないのだから。