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| 2003年09月08日(月) ■ |
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| Vol.367 さよならをする覚悟 |
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おはようございます。りょうちんです。
ずっといつまでも、こんなふうにお前と一緒に暮らしていける日々が永遠に続くとは、思っていなかったよ。知っていたんだ、本当は。いつかはさよならをしなくちゃいけない日がやってくることを。それが、遥かかなたの先のことじゃなくて、そう遠くはない近い未来にやってきてしまうだろうということも。でも、そんなことを考えるのが、イヤで、悲しくて。現実から目をそらして、もしかしたら逃げていたのかもしれないな。 お前の異変に気がついた時、それでも俺はどうしてやればいいのかさえわからなくてさ。いくら寿命だとはいっても、お前は乱れた呼吸で辛そうにしているのに、俺はただただ、ケージの外から弱りきったお前を見ているしかできなかったんだ。今だってふらふらになりながらも必死に歩こうとするお前の姿を見ていると、何にもできない自分に腹が立って、もどかしい気持ちでいっぱいなのに。声をかけるといつもと同じつぶらな瞳で俺を見上げてくれるから、余計に胸が痛くなっちゃうよ。 お前は、俺と一緒に暮らすことができて、幸せだった? ケージの中に閉じ込められたタイクツな毎日。固形フードとくず野菜ばかりの変わり映えのないえさ。暑さも寒さも厳しい俺の部屋。けして恵まれた環境とはいえないけれど、それでも幸せだったのかな? 俺はお前に何もしてあげられなかったけれど、お前はいつだって俺のココロを癒してくれていたんだ。やんちゃでいたずらばかりやらかしてたけど、そこがまたかわいくってさ。本当に本当に、大好きなんだ。もう俺の腕や肩を元気に走ることはできないと思うけど、お前と一緒の時間を過ごせたことに感謝をしているよ。 俺は明日も仕事が早いけど、今夜はこのままもう少しお前のことを見ているよ。涙でお前のかわいい顔が霞んでしまうかもしれないけれど、お前のことをこの目に焼きつけておきたいんだ。だって、さよならをしなくちゃいけない時間は確実に近づいているのに、さよならをする覚悟は俺にはまだできていないからね。
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