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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2002年11月09日(土)
Vol.213 真夜中のサイクリング

おはようございます。りょうちんです。

真夜中過ぎ、外に出た。寒い。天気予報によると、今夜は真冬並みの冷え込みになるらしい。まだ11月だというのに、放射冷却のせいで0℃近くまで下がったこの凍てつく寒さに、身もココロも引き締まる。
手袋と毛糸の帽子を装着して防寒対策を完全にした俺は、ペダルを踏みこんで真夜中のサイクリングをはじめる。寒さではりつめた空気が、少し眠かった俺の目を覚ましてくれた。こんな真夜中じゃ、通りには誰ひとりいない。この世界すべてが、全部俺だけに貸切りになったような、そんな錯覚がする。ゆるい上り坂にさしかかっても、自転車を降りたりしない。がんばってペダルをこぐ分、カラダも徐々に暖まってきたようだ。
なにげなく見上げると、そこには満天の星空。深い闇の中に、いくつもの散りばめられた星たちの光。手を伸ばせば届きそうなほど、クリアに瞬いている。南の空には冬の大三角。北斗七星も東から昇ってきた。
坂を上りきったら、さぁ今度は下り坂。通りすぎてゆく風が、冷たくて気持ちいい。気がつけば、自然と大きな声で歌い始めていた俺。せっかくだから、今夜は冬の歌ばかりを歌ってみよう。歌詞がわからなくっても、サビしか知らなくっても。思うがままに、大きな声で歌ってみた。白い息が、まるで音符のように流れていく。ふいに、向こうに人影が見えた。急に声のボリュームを下げてみたけれど。いや明らかに、彼らに俺の叫びが届いちゃったみたい。
そして、数十分かけて真夜中のサイクリングは終了する。やっぱり冷え切ってしまった俺のカラダ。今夜は、少し熱めのお風呂にゆっくりつかりたいなぁ。