遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
日記&アニメ感想の目次前の日次の日


2004年09月23日(木) 第223話 「強き心 優しき心」−1/2


第223話 「強き心 優しき心」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【今日のお言葉】

    王様 
      感じる…感じるぜ! オレのデッキに眠る魂の鼓動! 待たせたな! マハード!! 
      いくぜ相棒! オレのターン! ドロー!


王様と表くんのデュエル…双六じいさんじゃないけど、私だって心臓バクバクで倒れそうでした…。
二人の一歩も引かないデュエルはラストに相応しい贅沢さがありました。

しかし…何故、いきなり王様にオカルトパワーを発揮させますか!?

デッキからカードを引く前にそのカードが分かるなんて…そんな設定をこの場に組み込む意味が分からない…。
マリクが、『ドローするカードが分かるんじゃない…ファラオは自分のイメージしたカードをドローしたんだ!』なんて言っているけど…。
イシズ姉さんも、『運命さえ自らの信念と意志で導いている…』とか言っているけど…(-_-;)

「運命さえ下僕(しもべ)としてしまうくらい、今の王様はチカラを持っている!」 と、強調したかったんだろうが…それはやりすぎだと思う。
確かに遊戯王の隠れたテーマは「運命は逆らえないモノだが、乗り越え、切り開いていくことが出来る!」だけど、それとオカルトパワー発動とは全然、意味が違うと思う。
お願いだから王様に透視能力とか予知能力とかくっつけないで下さい。
私は普通の王様が好きです。


イシズ姉さんがマハードに”ときめいていた”シーンは良かった〜(*^_^*)。
まさか姉さんのこんな「胸キュンキュン」な表情が見られるとは思わなかったので、うひょぉ〜!でした。
しかし姉さんがアイシスの生まれ変わりだったとは…。
こんな土壇場で判明した3000年愛にちょっと萌えました。


予告の中に『最終回』の文字があったら号泣しちゃうよっ!!とか思っていましたが…ありませんでしたね…。
確かに遊戯王は続くけど、それは新シリーズだし、やはりこの遊戯王は来週でラストなんだから、ちゃんと明記した方が良いと思いました。
でも、私的には『最終回』の文字がなくてホッとしたな…。
なんだかんだ言っても、見たくないんだよね…「終」という文字…

★前説の代わりに先週のクライマックス再登場★
    表くん:『サイレント・ソードマン・レベル5』! 『オベリスクの巨神兵』に攻撃!!
    王様:甘いぜ!相棒!! トラップカード発動! 『聖なるバリアーミラーフォース』!!
    残念だったな相棒! オレの伏せカードを見破れなかったのは…
    表くん:ううん、キミの伏せカードは読んでいた! 
    キミの「ミラーフォース」が発動したことでボクの神を倒すコンボは完成した!!
    この瞬間! ボクの前から3体の神は取り除かれる!!


    前説、欲しかったな〜。表くんの揺さぶりに動揺する王様の前説が聞きたかった(^_^;)

    今日は絵も良かったし、構図も良かったし、すごく安心して見ることが出来ました。
    特に『カース・オブ・ドラゴン』の色塗りが初期っぽくて、それだけで懐かしさを感じました。
    『デーモンの召喚』の足下が「ルーズソックス」に見えたことは秘密だ…(笑)
    懐かしいモンスターたちに囲まれるW遊戯さんたちを見ていると、アニメ開始当時のノンビリとした気分を思いだしました(´∀`)アヘェ〜

    デュエルの応酬を追うのは大変なので、途中で諦めました…。
    気になる場面だけ、ピックアップしてみました。


★神を倒すと宣言した表くん! いったいどうやって!?★
    社長:バカな!! 神を破るコンボが完成しただと?
    モクバ:神の攻撃力は下がっているけど…遊戯の場にモンスターはいないんだぞ!

      オベリスク♪ ^(`皿´)^ →500★

      ラー♪ ∈^(゜¢゜)^∋ →3000★

      オシリス♪ ≧/\/\ →2000★


    王様:相棒! 
    表くん:行くよ! もう一人のボク!!ボクは手札から速攻魔法『マグネット・リバース』を発動!
    このターン、自分の墓地に置かれた岩石族、機械族モンスター1体を表側守備表示で特殊召喚!
    『マグネット・ヴァルキリオン』復活!!
    この特殊召喚により『オシリス』の特殊能力「召雷弾」が発動!!

    (オシリスがボえっ!と、召雷弾を発射!)

    しかし「召雷弾」はボクの場のトラップ『マグネット・フォース』の効果でキミの場のモンスターに向かう!

    (はね返された「召雷弾」がオベちゃんを直撃! 大爆発を起こすオベちゃん…(/_;))

    王様:『オベリスク』が…(/o\) なんて可哀相な最後…
    表くん:さらに『マグネット・ヴァルキリオン』の特殊効果発動!
    「マグネット・ウォーリアー」に分離しろ!! (3体に分離)
    社長:新たに召喚されたモンスターに『オシリス』の召雷弾が自動的に発射される!

    (3発の召雷弾を放つオシリス!すべてをマグネットたちが受け止め、神に向かってはね返す!!)

    表くん:そして召雷弾」は『マグネット・フォース』の効果で全てキミのモンスターに向かう!


      ラーとオシリスも大爆発!!

         (つД`) 神がやられちゃったよぉ…



    社長:3体の神が敗れただと!?(顔だけが大☆動☆揺)
    城之内:信じられねぇ…
    マリク:遊戯が三幻神を…
    御伽:一気に倒した!!
    城之内:本当に奇跡を起こしやがった!!
    獏良:スゴイ! スゴイよ!!
    双六:やりおったぞ遊戯!! さすがはワシの孫じゃわい!(獏良くんと手をつないで回る回る…(笑))

    表くん:もう一人のボク…ボクはキミと一緒に闘い抜いてきたコトで分かったんだ!
    強力なチカラを持つモノの最大の弱点! それはチカラそのものだ!

      社長:神を倒すには神のチカラ…

    表くん:もう一人のボク…ボクはキミが言う通り、キミが神を使う姿を心の中で見つめながら無意識のうちに考えていた…神を倒す方法を…
    王様:当然だぜ相棒! より強き者に立ち向かおうとする本能…それこそが真のデュエリストである証し…
    だがそれはオレとて同じ! まだオレはチカラを出し尽くしちゃいないぜ!
    表くん:うん、もう一人のボク! ボクも”全てを出して”闘うよ!!
    王様:ああ! 行くぜ相棒!!


    あああぁ…王様、本当に楽しくデュエルしてるよな…。
    こっちは表くんの事、憎くてたまらないのに…。
    さわやか笑顔の王様を見ていると、真のデュエリストの性(さが)というか、眼前の敵を倒すことしか目に入らない、高揚感の恐ろしさというようなモノをヒシヒシと感じますね…。

    双六さんと獏良くんが仲良しさんで笑ってしまいました。
    意外にお似合いだ…。

    三幻神が倒されたのだから、もぉぉぉぉっと社長には驚いて欲しかった!
    表くんの言葉に聞き惚れている場合じゃないだろ!?
    先程まで大騒ぎして帰るとか、見せろとか騒いでいたのだから、表くんの出した結果に何か反応して欲しかった。
    ただ口をポカンとあけただけでは、ちょっと演出不足に思えました。

    <全てを出して>…パンツを下ろしてよけいなモノまで出さないように…


★なんと! 海×表!?★
    モクバ:強い! 遊戯がやっとの思いで神を倒してもアテムの優勢に変わりないんだ!
    社長:イヤ! 違うな!! ライフポイントは不利とは言え、三幻神を倒した前人未踏のコンボを成功させた遊戯に勝負の流れは傾いている…
    遊戯! 今こそオレは信じるぞ! 貴様の言葉をなっ!!
    表くん:海馬くん!!(´ー`)ノ にっこり
    城之内:ええぇぇぇぇ!! 海馬のヤローが遊戯を応援するってのか!?


    城之内の驚きに私も便乗!!
    社長が表くんを「信じる!?」
    う…ん、いきなりトンデモナイ・セリフ登場ですが私としては王様を応援して欲しかった…(^_^;)
    三幻神を倒して見せたから表くんを応援!?
    この場合、表くんに対して意味不明の闘志でも燃やしてくれた方が社長らしいような気がします。
    三幻神を一気に場に出した王様のタクティクスを誉めたと思ったら、今度は三幻神を倒した!っていう理由から表くんを誉める…
    こんなの本当の社長じゃないやい!!
    どうせなら中立でいて欲しかった…または王様を応援!!
    「生涯、唯一のライバル(妻)と認めた男」と宣言したのはあなただろうが…。


★二人のデュエルをチラッと紹介★
    王様:オレはカードを一枚伏せ、手札からマジックカード『死の床からの目覚め』を発動する!
    このカードは相手がデッキから2枚カードを引く代わりに、オレは自分の墓地からモンスターカードを一枚、手札に加えることが出来る
    さぁ相棒! カードを2枚ドローしろ!!
    オレも墓地からモンスターカードを手札に加える!

    【表くんの胸中】

      あのカードは神を除けば今までもう一人のボクが捨てたモンスターの中で通常召喚出来るのは、『THEトリッキー』が最高の攻撃力だけど、「トリッキー」は5つ星モンスター…特殊能力で呼び出すには手札を1枚捨てなければならない
      だが現在…もう一人のボクの手札は一枚だけ…
      コストにするカードがない以上、もう一人のボクが復活させるのは『バスターブレイダー』よりはるかに攻撃力の低いモンスターのはず…

    王様:相棒! オレには読めるぜ! お前の目算が…(エへんっ!!(´∀`))
    だがオレのデュエルは、お前の一歩も二歩も先を進んでいるぜ! ゴゴゴゴゴ★
    オレが墓地から復活させたモンスターはこれだ!
    出よ! 『疾風の暗黒騎士ガイア』

    王様:『疾風の暗黒騎士ガイア』は手札が一枚だけの場合、生贄なしで召喚することができる!
    表くん:バカな!!いつのまにガイアがキミの墓地に!!
    王様:あったのさ!…たった一度だけガイアを墓地に送るチャンスが!!

      (デュエル開始時の王様の映像が…)
      オレの先攻! ドロー! オレは手札を一枚すて…


    表くん:あの時だ! もう一人のボクがガイアを墓地に置く機会はあの時しかない!
    あの時、最初に捨てたカードが『疾風の暗黒騎士ガイア』

    王様:その通りだぜ! 相棒!!オレはこの状況を最初から予測していた
    表くん:最初からこの状況を!?
    王様:そう…オレにはファラオだからこそ操れる強力なカードがある…三体の神だ…
    確かにそれはオレに圧倒的アドバンテージを与えてくれるだろう
    だがそれがなんらかの手段で破られた時…相棒! オレはお前が神を倒す可能性を予測していた
    しょせんチカラなど真のデュエリストの前ではまやかしに過ぎない…
    本当の闘いは神が消えた時から始まる
    極限の緊張とカードを信じる勇気に支えられた奇跡のドローによって成り立つ!
    限界ギリギリのせめぎ合いが!!


    いやぁ…王様も強いです。
    表くんが神を倒すことなんて、とっくに丸っと、お見通しだったんですね…。サスガですm(_ _)m参りました

    表くんが必死になって王様の捨て札を推測しているのに、「お前の目算なんてとっくに読んでるぜ」の王様の攻め顔がステキです。
    ステキっていうより、悪役顔の一歩手前ですね。

    神のカードに安住せず、さらに自己研鑽する王様のデュエリストとしての素晴らしさは尊敬に値すると思います。


★王様の生涯のライバルは社長でしょ!! とテレビにツッコミ入れたのは私だけじゃないはず★
    表くん:行くよ!もう一人のボク!! 『デーモンの召喚』の攻撃! 「魔ぁ降ぅ雷ぃ」
    『疾風の暗黒騎士ガイア』をうち砕け!!
    王様:サスガだぜ! 相棒! すぐ逆転のカードを出してくるとはな…

      【王様】
      (じっと自分の手を見つめながら…)
      オレは今ほどデュエルに恐怖を感じたことはない
      それはいつだってオレの背中を見つめてくれていたお前
      いつもオレのコトを支えていてくれたお前
      今、オレに対峙し、オレの目の前にいるからだ!
      共に試練を乗り越え、共に成長してきた、我が生涯最強のライバル!

      武藤遊戯!!

      お前に勝つ方法はただ一つ…自分自身にそして自分のデッキを信じることだけだ!


    オレのターン! お前が奇跡を起こすならオレもまた奇跡を起こす!!
    オレは『ビッグシールドガードナー』を召喚する!
    ドロー!! 『ビッグシールドガードナー』守備表示で召喚!


    あぁ…王様の中から社長が消えた瞬間でした…(/_;)うるるる…
    2番手か…仕方ないか…(-_-;)
    でも、寂しいな…。
    ここでチラっとでも社長の顔(もちろん悔しそうな顔)でも入れてくれれば、大満足なんだよね…(笑)

    王様がデュエルに恐怖を感じているという告白にはちょっとドキドキ★
    プライドばっかり高い王様がちょろっと胸のうちを晒してくれるのは、すごく興味深いです。



下に続きます↓


遺跡馬鹿 |HomePage

My追加