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2004年09月16日(木) 第222話 「三幻神を倒せ!」


第222話 「三幻神を倒せ!」
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【今日のお言葉】

    王様 「お前が真のデュエリストなら…無意識の中で常に考えていたはずだぜ! このオレを倒す方法を!」


今日は社長が外野のくせにうるさくて、ちょっとイヤぁ〜んな感じでしたが、やはりW遊戯さんの闘いは本当に面白かったです。
王様が表くんのコトを考えていたというシーンで流れたペガサス城でのデュエルシーン…。
奇しくも先週の放送だったところだから、「おうぅ! 計算されたみたいにドンピシャな登場!!」と喜んでいたけれど、案外、吉田さんは計画的に入れ込んだのかもしれない!…くそ! さすが一枚上手だぜ!!

表くんと王様は仲良し…けれど社長なんかが足下にも及ばないほどのライバル心を互いに燃え立たせていると私は思っていたので、今日、それが証明された感じでちょっと嬉しかったです。
と、言ってもこのライバル心は目に見えない、心の深い所で熾火(おきび)のようにくすぶっていたので、両者とも自覚がないのがご愛敬です。
ヘタに自覚があると社長のようになっちゃうからね…(^_^;)


双六じいさんが今日は輝いていた(笑)
御伽っちと同じように「ついでに登場」っぽいけど、実は社長なんかよりもこのデュエルを見届けて欲しい最重要人物だ!
なんたって、「待っていたよ、シモン」だもん。
王様は自分がシモンを助けた記憶さえ抜けているし、じいさんもその時のコトを夢、幻と思っているけれど、二人は固い絆で結ばれていると思う。
ベガサスを倒し、じいさんの魂を助けたコトで王墓での借りは返したのもしれないけれど、もうちょっと二人の因縁も描いて欲しかったなぁ〜。
先週のコトだけど、二人の魂が別れた時に、じいさんが王墓での出来事を思い出してくれたりしたら…もっと嬉しかったんだけどね。

社長がうるさかったな…。
神殿にわざわざついて来たくせに、途中で帰るとか言ったり…。
…あまりのワガママ振りにあきれてしまったよ!
デュエルに命を賭けるような人が勝手に結果を見切って、時間がもったいないからオレは帰るというか?
言わないよな…。絶対言わないよ。
だから今日の社長は好きじゃない!
おまけにいきなり【アテム】とか呼んでいるし…。
表くんがもう一人のボクと呼ぶように、社長にも「もう一人の遊戯」って呼んでいて欲しかった。

★今日は表くんかな〜と思っていたんだけど、やっぱり王様でしたか…(ショボン)★
    オレの運命を決める最後の試練『闘いの儀』
    それを受けてくれた相棒の気持ちに答えるためにも
    オレはこのデュエル…オレのプライドの全てをかけて
    全・力・で・闘・う・ぜ・!
    今ここに『オベリスクの巨神兵』『オシリスの天空竜』『ラーの翼神竜』
    3体の神を召喚する!!
    相棒…オレの全力についてこれるか!?


    津田さんの役名がやっぱり「セト」のままだ…(-_-;)
    まさか最終回まで「セト」のままだったり…(シャレにならないぜ!)

    イシズ姉さんが『器』の話をマリクにしていた時、「あぁ〜吉田さんがイシズ姉さんの気ぐるみ着て登場だぁ(*^_^*)」なんて思ってしまった。
    ゾーク以来の吉田節が聞けてちょっと幸せでした(笑)

    表くんが王様の背中を追うシーンで登場した細い石橋のシーンは良かったです。
    結構、おんぶに抱っこな関係かと思っていたけど、表くんにとって王様の背中を追うということは怖さとツラさもあったんだな…なんて思いました。
    あんな風に描いてもらう方が私としては嬉しいです。本当にイメージ通り。
    王様も表くんをどんどん引き離して前へ進む…やっぱり追う表くん、追われる王様という関係が私の理想です。
    ドーマ編での二人のヌルい関係がちょっと嫌だったので、『闘いの儀』でもヌルかったらどうしようかと思っていたけど、演出が上手くフォローしてくれていたので助かった。
    まぁ…セリフだけ聞いていると相変わらずって感じだけどね。

    今日はデュエルが割りとマッタリしていたので、結構、集中して見てました。
    マグネット兵士は表くんのカードというより王様のイメージが強いので、別のカードを使って欲しかったな。
    先週の『機動砦ストロングホールド』がすごく表くんらしかったので尚更そう思いました。

    今日は作画監督さんは二人なんですね…。
    どの辺りで交代したのかな…


★まだまだ続く『闘いの儀』…王様が三幻神をズラッと並べたところから話はスタート!★
    ドン★ ラー(5000)
    ドン★ オベリスク(2500)
    ドン★ オシリス(2000)

    3体の神が表くんに牙を剥く!

    表くんこれが…もう一人のボクの本気!(唖然と神を見上げる表くん…ライフは1400)
    王様:オレはマジックカード『強欲な壺』を発動! デッキからカードを2枚手札に加えターンを終了するぜ!
    モクバ:すごいぜ! 兄サマ…
    社長:場に3体の神が出揃うだと!?
    双六:なんということじゃ…まさかこんな光景を生きているうちに拝めるとは…
    マリク:姉さん…
    イシズ:ファラオのチカラは私たちの想像を遙かに超えている
    杏子:これが…アテムの実力

    城之内:遊戯のトラップで特殊能力を封じ込めて攻撃力が下がったとは言え、それでもオベリスクの攻撃力は2500!
    モクバ:オシリスには召喚した相手モンスターに毎回2000のダメージを与える「召雷弾」の特殊能力!
    マリク:ラーだって特殊能力を使って場のモンスターとライフを攻撃力に変換すればその攻撃力は【14499】まで上がる!

    社長:一人のデュエリストの場に3体の神…この『スーパーヘビーデッキ』を回転させ召喚させる【アテム】のデュエル・タクティクス!
    まさにデュエル史上に残る闘いであることに間違いはない
    しかし…このデュエルの勝負はすでに決した!
    (いきなり帰ろうとする社長!)

    城之内:待てよ! 海馬!!そんなコトまだ分からねぇだろ!?
    社長:ふん、神1体も操れぬ貴様らに何が分かる!
    ならば聞こう凡骨! 貴様に場に出揃った3体の神をうち負かす方法が分かるか!?
    分かるまい…なぜならそんな方法はないからだ!

    【イシズ姉さんのお言葉】
      これも運命の導きかもしれません
      3000年の間にファラオの剣は納めどころがないほどに大きくなっていった…
      それを受け止める者がいない以上、『闘いの儀』は成立しません

    杏子:本当にこれで勝負が!?…アテムは冥界に帰らない!?
    社長:行くぞ! モクバ!! 

    社長:(王様に背中を向けながら…) アテム! これで貴様の魂は冥界に帰らないことが決定した!
    いずれ貴様とは決着をつけよう!!
    (果たしてオレに3体の神を倒すことができるか!?)←鼻息は荒いがちょっと気弱


    海闇ファンとしては、社長が王様を『アテム』と呼び、再会することを宣言したということで喜ぶべきなんでしょうな…。
    でも上にも書いた通り、デュエルの最後も見ず、勝手に帰ろうとする社長は嫌いなので、このシーンの社長の言葉、こちらの胸には届きませんでした。

    三幻神が「ゴン★ゴン★ゴン★」と登場し、ぐーっと表くんを見下ろすシーンは迫力満点でした。
    王様の闘気…いつの間に大きくなったんでしょうね。
    ドーマ編のヘタレ王、記憶編の姫王…なんだかんだと言って、少しずつ成長していったみたいです。


★表くんvs社長★
    表くん:待って! 海馬くん!! 海馬くん…キミには最後まで見ていて欲しいんだ!
    社長:遊戯! オレのロードに貴様の敗北を眺めている暇などない!(家でオレの帰りを待っている”たれぱんだ”にエサをやらねばならんのだ!)
    表くん:違うよ! そんなんじゃない
    海馬くんの魂と、もう一人のボクの魂には切っても切れない因縁がある!(君たち夫婦だし…)
    キミにはしっかり見ていて欲しいんだ! もう一人のボクが冥界に帰るところを!!
    社長:遊戯!? 貴様…ま・さ・か!!(…勝てると思っているのか!?)

    表くん:今、海馬くんにはっきり言われて分かったんだ!
    ボクはこの3体の神を倒さなきゃならない! ボクはこのデュエルに必ず勝つ!
    ボクはそのために今、この場に立っている!!
    社長:バカな! 遊戯! 貴様は本気で言っているのか? 今、この場で3体の神を倒すと!!
    表くん:うん!
    社長:いいだろう…遊戯、貴様がそこまで言うのなら貴様のデュエル 最後まで見届けてやる!!!!

    【表くんの心中は…】
      そうなんだ…ボクは勝つために…ここに立っている
      3体の神が出てくることなんて最初から分かっていた…
      けど…怖い…(ぷっくりとした頬の上を汗がつたう…)
      本当は逃げ出したいくらいに…
      ボクはいつかキミに追いつけるように頑張ってきた!

      (強い風が吹く石橋の上を歩くW遊戯…亡霊のようなモンスターが現れては消えていく…
      先を歩く王様…。その後を追う表くん…だが途中で風に負け、膝を折り手をついてしまう)


      そしてなんとなくボクはキミに追いつけるような気がしていたけど、キミの背中はあまりにも遠い!


    王様:相棒…いざと言う時、自分のデッキも信じられないようなデュエリストならオレを倒すことは到底出来ないぜ!
    お前が真のデュエリストなら仲間として、オレと一緒にいたって無意識の中で常に考えていたはずだぜ!
    このオレを倒す方法を!
    それが真のデュエリストの本能!
    このデッキを組んだ時、オレたちは互いを本気で倒すという強い気持ちがあったはずだぁぁ!!

    表くん:そうだ…ずっとボクは考えていた!キミのコトを…勇気を奮い立たせ、数々の試練に立ち向かってきたキミのコトを!
    王様:オレもそうだぜ!!相棒♪ ずっとお前のコトを考えていた!
    他人を傷つけるより自分が傷つくことを選ぶ、優しさという強さを持ったデュエリストのことを!
    ならばオレたちのデッキは互いに…

      表くん:キミの勇気と
      王様:相棒の強さを持ったデッキのはず

    表くん:そうか! これは心が離れていてもボクたちが一緒に作り上げたデッキ!
    キミを冥界に帰すという強い意志で作り上げたボクの最高のデッキだ!
    ありがとう…もう一人のボク…ボクはもう怖くはない
    このデッキにはキミから学んだことが詰まっている
    どんな時でも決して闘うことを諦めない
    どんな時でも自分のデッキとモンスターたちを信じるデュエリストの勇気と誇り
    表くん:行くよ! もう一人のボク
    王様:来い! 相棒!!
     

    ラヴと呼ぶにはちょっとツライW遊戯さんの会話ですね…(^_^;)
    この場では王様が表くんを励まし鼓舞してましたが、その裏に秘めた優しさを感じました。
    毅然と道を示す王様がステキだ…(/_;)うるる

    表くんが王様と社長の因縁にまで気に使い、社長を引き留めるシーンには笑ってしまいました。
    帰りたいって言うんだから、放っておけば良いんだよ! なんて私は思っていたけど(^_^;)
    社長は過去の因縁より表くんの闘志に引きずられ、奇跡の起こる瞬間を見るために居残ることを決めたみたいですが、言い方が偉そうなんだよな…(笑)


★神の弱点を語る解説員の瀬人さんとイシズ姉さんの着ぐるみを着た吉田さん登場★
    モクバ:兄サマ! 遊戯がなんとか3体の神の攻撃をかわしたぜ!
    社長:だがそれもその場しのぎの延命処置に過ぎぬ。決定的な神の弱点を見つけない限り、遊戯に勝機はない
    確かに神にも弱点はある…いや! あった!!

      神の唯一の弱点…それは場に召喚させるためには3体の生贄が必要な超重量モンスターであるという点のみ!

    だがアテムはその弱点さえも軽々とクリアーし、壮絶な光景を作り上げた!
    神に弱点など存在しない!
    どうする遊戯…オレにも見つけられぬ神の弱点…神を倒すというのならそれを見つけて見ろ!
    オレの想像を超えたデュエルをしてみろ! 遊戯!!!

    マリク:姉さんは遊戯が神を倒せると思っているの?
    イシズ:分かりません…けれど今の遊戯を見ていると、ふと思い当たるのです
    よみがえった『名もなきファラオ』の魂…その強さはもちろん私たちの想像を超えた存在だった
    しかしその強靱な魂を受け止める器もそれに匹敵しないはずがない
    たとえ最初は小さな器でもファラオの魂と共に歩むことでそれは今や途方もなく大きな器に育っているのかもしれない
    そう…人間は試練を乗り越えることで持っている器をいくらでも大きく出来る
    人はそれを時に『可能性』と呼び、時に『奇跡』と呼んでいた…
    マリク:遊戯が奇跡を起こす?


    社長もイシズ姉さんも『奇跡』を待ち望んでますね。
    そういえばこの二人は決闘船で奇跡を体感しあった仲でした…(*^_^*)
    社長の「してみろ! してみろ!」って自分は白旗振っているくせに、表くんに期待しすぎじゃぁ!(怒)

    王様がアッという間に神を召喚したシーンは驚きの連続でした。
    本当に手品を見ているみたいで、どこかに仕掛けがあるんじゃないかと思ったほどです。
    しかし神の弱点ってなんでしょうね。
    なんたって神にはトラップが利かないっていうんだから…1体でも倒すのは大変だよな…。
    それを3体も倒さなきゃならない…まぁ…神を倒さなければ王様を完膚無きまでに倒したことにならんのだから当然だろうが。
    できれば私の可愛いオシリスだけは優しく倒して欲しいな〜と思うのですよ。
    ディアバウンドに首チョンされたのがいまだに不憫に思うので…(/_;)あの時は泣いたな…

    マリクは分からないことがあると、いまだに「姉さん、姉さん」で可愛い!!
    吉田節炸裂のこのシーン…。この妙に説教臭いところが吉田さんの真骨頂ですな。


★さぁ…表くんの逆転開始★
    表くんが『マグネット・バルキリオン』を生贄に墓地に眠る3体のマグネット兵士を召喚!
    表くんの場に新たにモンスターが召喚されたことでオシリスの召雷弾が3体の兵士を襲う!

    表くん:この時を待っていた! トラップカード『マグネット・フォース』
    『マグネット・フォース』は岩石族、および機械族モンスターが相手のカードの効果を受けた時、発動できるカード。そのターンに受けた効果を相手モンスターへと移すことができる

    マグネット兵士3体がそれぞれ受けた召雷弾を神(ラー、オシリス、オベリスク)に打ち返す!
    それにより神の攻撃力が下がった!

      オシリス4000→2000
      ラー5000→3000
      オベリスク2500→500

    すかさず表くんが『サイレント・ソードマン・レベル5』でオベリスクに攻撃を仕掛ける!

    王様:甘いぜ相棒!トラップカード発動ぉぉぉ! 『聖なるバリアー・ミラーフォース』

    表くんの場のモンスターが全滅!

    社長:やはり【アテム】のゲームタクティクスの方が一枚上手…
    遊戯め…無駄な時間を取らせてくれたな!(私:いちいち怒るなよ社長…(-_-;))

    王様:残念だったな…相棒! オレの伏せカードを見破れなかったのは!(マダマダだぜ! 相棒)
    表くん:ううん…キミの伏せカードは読んでいた!(ドキン★とする王様)
    キミの「ミラーフォース」が発動したことでボクの神を倒すコンボは完成した!
    この瞬間、ボクの前から3体の神は取り除かれる!


    王様:な・に・!? (かなり動揺している!!!)


    表くんの意表を突く戦略にいちいち文句をつける社長にはウンザリ…。
    なんだよ…彼らが必死に闘っているのに、『無駄な時間』とか言ってさ…。
    いちいち、ウルサイ!

    ああ…表くんの戦術が面白い!
    一気に神の攻撃力を下げるトラップカードの使い方もウマイよね。
    あのちんまい3体のマグネット兵士が巨大な神をやりこめるというだけで爽快感がありますね。
    でも攻撃力500のオベちゃんはちょっと気の毒…。
    『収縮』のカードの効果が発動されると、モンスターが小さくなりますが、あんな感じでオベちゃんも小さくして欲しいな。
    攻撃力500だと「手乗りオベちゃん」サイズですね…。きっと可愛いだろうな…(*^_^*)



★★★次回予告★★★
    遊戯の前に立ちはだかる3体の神
    どう見たって遊戯は絶体絶命なはずなのに…
    3体の神を倒すコンボが完成したって
    一体、どういうことなの?
    だけど遊戯はアテムと二人で歩んできたことで
    本当に強くたくましくなっていただわ
    さぁ…あたしたちに見せて! 遊戯!
    奇跡を!3体の神を倒すところを!!


    次回 「強き心、優しき心」
    デュエルスタンバイ!



作画監督=武藤公春/成田和也
脚本=吉田 伸
絵コンテ=葛谷直行
演出=武藤公春


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