断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2024年01月08日(月) 演目 その別の力

1/6 超実話
会場を出た後、主催者よりメールを受信した。

「明日までに詳細を全部送ってください」

それにしても突然で不意打ちだった—
一方通行になるメッセージでのやり取りでは
混乱が生じるのは道理です。
いや、何よりも《明日まで》って…!!
その時の気持ちはここには書けない。
いきなり死刑宣告された気分だった。
理由が書かれていないのだから、
もう時間がミリもない、ということだろう。
これが年末年始を跨ぐおそろしさです。
時間があるように見えて全然ないのが実態!
それにしても話し合いができないというのは、
もうどうしようもない。

 やるしか、、ない☆

話し合いができるのは 仲間だけだった
そんな一大事の最中でも、麻耶三菜がすごいのは
その全てを送れることだ。
ズバッと「これでいいわよ」と言える。
これには悍ましいほどの安心を感じた。
これが麻耶三菜の実力そのものだとおもう。
もちろん《おどり》については
確かなものが
この時点ではない。
イメージはわたしの頭の中だけにしかない上に、
文章化できない。
そもそも、まだピースが完全に揃っていないのだ。
こういうところでビシャっと演目を告げられる、
ジャンルのものは本当に強い。うらやましい。
自分がやっているのは一般社会からすると
《得体の知れないもの》なのだろうか
人とのやりとりはいつだって一時が万事のもの
できなかったら本当に終わってしまう
麻耶三菜には感謝しかない

おどりにはおどってみるまでわからない現実がある
そのときの空間がおどりにしてくれる秘密
何よりも 詳細を説明できるものだったら、
おどりにならなくていいじゃないか
ある意味 おどりは、
尊重されても理解してもらえたら最後だ
しかしそれにしても《わからない》ことを
どうやって支えてもらったらいいのだろう
どう受け取ってもらえるかわからないものを
懸命におどっている ほんとうのことだ


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Taisuke [HOMEPAGE]