世界三大難解哲学書
『純粋理性批判』 カント
『存在と時間』 ハイデガー
『精神現象学』 ヘーゲル
その一書、精神現象学を勉強してみました☆
指南役・斎藤幸平せんせいの言葉集と言ってよし！
でも だいぶ、、だいぶ見返しました 笑笑
バカみたいに簡単にしてくれていてもなお、、
見返しまくってここに至っています（爆）
では、どうぞ☆
（精神現象学のはじまり）
個人の自由と社会の共同性を両立するためには—
私たちはどのように
他者と関わっていくべきなのか？
自由になると色々なことを言えるようになるが
その自由のぶんだけ対立が生まれてしまう
じゃあどうやって自由を失うことなく
意見の違う他者と協力して
自由な社会を作っていけるのか
ヘーゲルは承認論をつかって、
わかりあえない他者たちと共存する道を
探ろうとしていた
矛盾・対立・否定を考えるとはどういうことか？
ヘーゲルによれば、
正反対の視点や意見と出会うことで
自分の考えに矛盾を抱き、自分を疑うということ
そして自分を疑う過程の中で
自分の考えに否定的になること、を意味する
自分の知識を疑い、
やがて間違っていたことに気づく
この道筋をヘーゲルは…
絶望のみちすじ、と呼んだ
これが正しいに違いない、と信じていた、
かつての自分を否定し失ってしまうような経験
自分が《真理》だと信じていたものを疑い、
《思いなし》だったと反省することで、
新たな知を獲得すること
そうして意識を成長させていくことで
目の前の対象や世界の見え方が大きく変わる
意識の経験の学
ヘーゲルのいう経験というのは
《自分が考えている知は一面的で誤っている》
ということを確信するような経験のこと
人間だけが今の知の在り方を反省して疑い
新しい知を生む出すことができる
真理は絶対ここにあって不動のものじゃなく
「変わっていくもの」
真理とは いろんな失敗を繰り返して
学びながら生成させていくもの、と捉える
アウフヘーベン
Aufheben（止揚）
�’亡�する
�∧飮�する
�９發�持ち上げる
新しい《自立》の概念。 アウフヘーベン。
悪いところは捨て良いところは残しつつ
さらに洗練されたものを生み出していく
社会を変えるひとつのきっかけになる
自立の背景に依存がある、っていうのは
実はあたりまえのこと
私たちって他者に依存せずに生きていくこと、
ってできないし そういう意味でいうと
自立は常に依存とセットなんですね
ヘーゲルは一人前になるためには
何度も何度も失敗し依存をしながら
自ら成長していかなければいけない、と考えた
ヘーゲルが強調するのは
真理に近づくためには失敗しながら学ぶこと
論破は分断を加速させる
《相互承認》こそが、本当の自由を可能にする
一方通行には行き詰まりしかないんでしょうね
だって、自分の自立は他者が証明してくれるんです
自分を承認してくれる人を断ち切ってしまっては…
元も子もない☆
絶望のみちすじが希望を生むための一歩だなんて
めちゃくちゃ腑に落ちてしまった…
自分の真理が間違っていることに気づくことが
世界が拓くみちすじだなんて！！
相手を承認することができる懐の、経験の深さが
相互承認への第一歩
それは、片方だけじゃダメなんですよね
両方からじゃないと！！
ホンモノの相互承認ができる相手
◎生きているあいだに◎
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