入院患者が、同じ患者に(自分のことを話す)とき その奥底は、、わかってほしいからじゃない
自分自身を奮起させるため
それに気付かせてくれた人がわたしにはいます 不安と恐怖に今にも圧し潰されそうな そんな状態の中で、自分に立ち向かうためです 長く話しているとだんだん、だんだんと いつの間にか溢れ出してくる不安と恐怖感 それは… 外部からじゃない、 内側からひたひたとやってきます
誰かのものじゃない自分だけのもの
これが、、絶対に避けられない所以です 誰かのものなら忘れることができますが、 自分自身から生まれる不安は決して切り離せません
決意はいつも口にしないとネガティヴに呑まれます ホンモノの恐怖が常に隣にいるからです そんな心理に気づくこともなく、、 あの日から突拍子もなくなりました なんとか明るくしたい、無理にでも笑おうと そうしなければ一日を、 たった一日を、、超えられませんでした きっとどう見てもバカみたいだったと思います 痛々しいほどバカだったと思うのです
自分のことだけで精一杯なとき 生きるだけに ただただ歯をくいしばるとき 絶対に気付くときがきます
自分の勇気、小さな勇気を 奪われないために 周りの目が気にならないときがくる
それは、完全に暗いものを遮断します なにしろ一番暗いのは自分です そんな自分自身を守るために ほんの少し前を向いている自分を守るために チカラを削ぐものに目が利き鼻が利くようになる
《嫌なものすべてを見ないことにした》
わたしは見ないようにしました 見たくないんですよ だって、、一目見ればわかる。 チカラが奪われる感じがするんだから 病院時代はそのすべてに近づかなかった
前を向きつづけるために
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