| 2023年12月09日(土) |
「エンジェルフライト」�� |
つづきます
こんな引用もありました！
なかなか考えもしない風土的文化☆
第三者のほうが、、当人よりもその人のことを、
国民よりもその国を知っている、そんな話だった
明治時代、ポルトガル海軍士官として
日本にやって来て、この国の美しさに
魅入られたヴェンセスラウ･デ･モラエスは、
著書『日本精神』の中でこう述べた。
「日本人精神構造にとって、
家族崇拝はすべてであり、
彼らのレゾン･デートルである」
彼は日本人についてこう続ける。
「生きている家族を祀るのではなく、
死んだ家族、
いなくなった先祖たちを祀るのである。
これらの先祖たちは、
生前の徳行によって、
生者が家族的儀式の遂行にあたって
彼らに捧げる供物によって、至福を得る。
彼らの感謝した霊は、
自分たちのために行われる儀式に対し
懇切な守護をもって報い、
生者がこの世を渡る案内をし、
苦労を和らげ、
期待されている至福へとみちびく。
つまり、
いわば死ぬために彼らは生きるのであり、
生きるために死ぬのである」
そして、彼はこう結論づける。
「家庭はこの驚くべき宗教の中心的な寺院であり、
宗教の教義全体の中でもっともはっきりとした
わかりやすいあらわれである死者の祭壇の
かたわらで営まれる主要儀式の実施のために
選ばれた場所である」
こうして書かれている文章を読んで
はじめて自分に落とし込めることもある。
《先祖を祀る》というのは、
わたしたち日本人にとって驚くべき大事だった
もしかすれば、、
西洋にとっては先祖よりも神なのかもしれない。
先祖。
自分にとっては神さまよりも圧倒的に先祖だ☆
なによりもご先祖あってのわたしなのだから、
これ以上たしかなものはない。
願いよりも感謝という祈り
そう思っています
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