| 2023年12月08日(金) |
「エンジェルフライト」�� |
つづきです
『エンジェルフライト』には
おどりの上でも避けられない引用が幾つもあった
（おどりの上でも）と書いていますが、
これっておおよそ《生きる上で》です！！
もちろん避けませんよ☆
日本に「死生学」と言う概念を紹介し、
「死の準備教育」を提唱している、
アルフォンス･デーケン博士は、
著書『死とどう向き合うか』の中で、
家族を亡くした遺族の悲嘆の
プロセスについて12段階に分けて説明する。
�＼鎖静�打撃と麻痺状態
��否認
��パニック
�づ椶蠅班堙�感
�ヅ┛佞肇襯汽鵐船泪鵝丙┐漾�
��罪意識
�Ф�想形成、幻想
�┯鋲抜兇藩泙Δ�
��精神的混乱とアパシー（無関心）
⓪あきらめ：受容
�／靴靴ご�望：ユーモアと笑いの再発見
�⇔�ち直りの段階：新アイデンティティーの誕生
自分も、、そうだったと思う…
家族ではない自分自身の悲嘆でもそうだった
事故からの自分の新生、、ほとんど同じじゃないか
段階。。 段階があるのか…
わらえるまで相当長かったのを思い出します
あの時は無理矢理でしかわらえたことが、なかった
自分のことだけに囚われて他のことが考えられず
まったく光を見出せなかったときのこと
そう、ユーモアと笑いは（11）あきらめの先だ☆
この世にはポジティブでは救えないものがある
このことは自分がおどる意味にもおそろしくちかい
自分のおどりは決して愉快なものじゃありません
繊細で神経質な機微をおどっています
古くからの友人のひとりは言います
（タイスケくんのおどりを見ているとつらい）
もちろん自分にも自覚はある
あるけれど、ここからしか明るいところに行けない
始めからよろこびをおどれないんです
生きることを謳歌するとは
悲しみも苦しみもよろこびと同義です
目を逸らしていては悲嘆は絶対に解消できません
だから目を凝らしてもらいたいのです
ことばではどうしても簡単になってしまいますが
自分にもそれができるまでには
おそろしいくらいの葛藤とどん底がありました
こたえにたどり着きたくないがために
葛藤とどん底にいようとしたのかもしれません
自分だけでは断ち切れない、向き合えない、
向き合いたくない悲嘆
それに向き合おうとできたのは、
わたしの目の前に、
現実に立ち向かっていた人がいたからです
ひとは誰かがいるから自分を知ることができます
わかったのは誰かの存在でした
わたしたちは《誰か》になれます
（なぜなら、わたしはその人に救われています）
恐怖を抱えたままでも前へ一歩踏み出す
自分が出会った人はただただそうでした
そんな（誰か）になるおどり
この境地はおどりがうまいとかへたとか
もうそんなところにはありません
わかってもらうおどりじゃないんですよね
誰かの鏡になる、なれるおどりでいたい
これからもそれをおどりつづけたいと思っています
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